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2025年9月13日土曜日

意外な組み合わせ!マンタ系ヒューマノイド ~ マンタマン (マンタ男)


■意外な組み合わせ!マンタ系ヒューマノイド ~ マンタマン (マンタ男)

今回はマンタマン (Manta man)。

「人間 (ヒューマノイド) + マンタ = マンタマン」

名前だけ聞くと水棲UMAを想像してしまいますが、マンタ然とした翼 (シルエット) を持っているだけで基本は二足歩行するヒューマノイドで陸棲の飛翔系UMAです。

日本では海外のヒューマノイド系UMAで「〇〇マン」と呼ばれるものは伝統的に「〇〇男」と訳されます。

今回は「マンタマン」なので「マンタ男」もしくは学名部分も和名にして「オニイトマキエイ男」が推奨されますが、こちらについては日本でもそのままマンタマンと呼ばれているようです。

個人的には伝統的な呼称法則に則った「マンタ男」をお勧めしたいところですが。

さて、このマンタマン、21世紀に入ってUMAの仲間入りをした新しいUMAです。

2013年9月29日の20時頃、チリの首都、サンティアゴブスタマンテ公園 (Bustamante Park) の森林地帯で初めて目撃されました。

二足歩行の謎の生物が空へと舞いあがったのです。

その姿は複数の人物によって確認されており、その中のひとり、イグナシオ (Ignacio) と名乗る匿名の男性が同国の早朝のテレビ番組「ラ・レッド (La Red)」に出演した際、目撃スケッチを描きました。

夜遅かったこともあるためでしょう、シルエットを除いてマンタマンの各部分の詳細は確認できなかったようです。

肝心の頭部にしても人間的な頭部の形状をしていたことぐらいしか分からなかったようです。。

身長は1.8メートルと成人男性と同程度、前肢と体を繋ぐ革に似た被膜状の翼を持ち、後肢は人間のそれに似ていることから全体としてはモスマン (蛾男) を思い浮かべるといいかもしれません。

ちなみに彼はその生物をマンタマンと呼ぶことはなく、ガーゴイル (に似た生物) と表現しました。

この報道を皮切りに、似たような生物の目撃情報が続々と寄せられ、マンタマンは同国のいたるところで目撃されていることが分かりました。

その中にはマンタマンが肉食かつ獰猛であることを示唆するものも含まれていました。

匿名の夫婦により報告された情報によれば、サンタ・イザベルにあるサンフランシスコ教会の尖塔上で、マンタマンが犬らしき生物を貪っている姿が目撃されたからです。

彼らによればそれを写真やビデオで証拠を提示できないが、教会を調べれば殺された生物の残骸が残っているはず、とのことでした。

目撃談を聞けば聞くほどマンタマンという爽やかな響きとは裏腹に、不気味さが増していきますが、実際、マンタというよりは翼竜を彷彿させるようです。

飛翔系のマンタ、フライング・マンタ等のUMAもいますが、そちらはヒューマノイドっぽさはなく、単に陸棲 (飛翔系) のマンタであり、マンタマンとはあまり関連はなさそうに感じます。

(チスイコウモリモドキ)
(image credit by Wikicommons)

マンタマンはバッツカッチやオランバッチ系UMAと同じカテゴリーでしょう。

で、誤認されるような生物は存在するか?というとなかなか難しいところです。

翼竜系UMAの誤認の筆頭候補はオオコウモリ類 (Pteropodidae) ですが、オオコウモリ類は南米には生息してません。

但し、チスイコウモリモドキ (Vampyrum spectrum) という大型のコウモリは棲息しており、オオコウモリの仲間ではないにもかかわらず翼開長は1メートルほどもあります。

チスイコウモリモドキは優れたプレデター (肉食動物) であり、さすがに成犬は無理でしょうが、子犬程度であれば狩れるかも?しれません。






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