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2025年4月10日木曜日

牛久沼で目撃された獣人 ~ ウシジナー


■牛久沼で目撃された獣人 ~ ウシジナー

今回はウシジナー (Ushijina)、UMA研究家の中沢健さんが2018年「ビートたけしの超常現象Xファイル 」で紹介していた獣人系UMAのようです。

残念ながら同番組は未見のためどのように紹介されていたのかは分かりません。

まずはウシジナーそのものの前に、目撃されたという牛久沼 (うしくぬま) を見ていきましょう。

牛久沼は茨城県龍ケ崎市 (りゅうがさきし) にある沼で、ウシジナーの「ウシ」はここから取られています。

沼としてはとても大きく表面積は約3.5平方キロメートル、しかし沼であるが故、この広さにして最大水深3メートル、平均水深1メートルしかありません。(一般的に沼の定義は水深5メートル以下)

そしてこの沼にはカッパの伝説があります。

ウシジナーと命名したのは中沢さんのようですが、ウシジナーを目撃したのは茨城現出身の人形映画監督、飯塚貴士 (いいつか たかし) さんです。

飯塚監督は映画の素材撮影のために牛久沼に訪れていた際に、後にウシジナーと命名されることになる謎の毛むくじゃらの物体が牛久沼の水面に浮いているのを発見・撮影に成功しました。

(撮影されたウシジナーの写真)
(image credit: 飯塚貴士さん)

撮影されたそれ自体は単に赤毛のヅラ (みたいなもの) が浮いているシュールな写真ですが、撮影から間もなくして水中に引き込まれるように没したことからなにか生物の一部分かもしれないと中沢さんにコンタクトを取り、鑑定を依頼したとのこと。

中沢さんはこの赤毛のヅラを牛久沼のカッパ伝説と紐づけ、もしかすると謎の生物の毛髪の可能性があるのではないか?と仮定・推測し誕生したのがウシジナーです。

(テレビで放映時のウシジナーの想像図)
(original image credit: テレビ朝日)

牛久沼のカッパ伝説、そして赤毛のカッパといえば「沖縄版カッパ」の異名を持つキジムナー、ウシクヌマ + キジムナー = ウシジナー、となったというわけです。

ウシムナーではなくウシジナー。

ウシジナーの「ジ」はどこからやってきたのかやや疑問ではありますが「牛久沼版キジムナー」といった意味合いのようです。

このヅラ写真1枚ではどうにも判断しようがありませんが、新たな都市伝説系UMAとして楽しみましょう。

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