■大沼には15メートルの巨大アメマスがいる ~ 大沼のオオアメマス
大沼のサイのコメント欄にご情報頂いた七飯町歴史館に大沼のオオアメマスの伝説が掲載されていたのでこちらも載せておきます。
UMAファンには巨大ザリガニの生息地としても有名な摩周湖ですが、この湖には巨大なアメマス (サケ科のアメマスを指しているかは不明) が棲息しているという伝説もあります。
一方、大沼のサイが目撃された大沼 (北海道の湖) にも巨大なアメマスの伝説があるようです。
大沼の流出河川のひとつ、折戸川 (おりとがわ)、なんでもこの川の下流にある砂原町 (さわらちょう) で川が干上がってしまったことがあるといいます。
不思議に思った住民たちは、原因を探るべく上流へと向かうと、大沼から折戸川への流出口が障害物によって堰き止められているのを発見しました。
その障害物はなんと巨大なアメマスで体長は15メートルほどもありました。
人々はこのオオアメマスを川岸へ引き上げ腹を裂いたといいます。
すると腹の中には丸呑みされた鹿が死んでいたといいます。
一応、「実在するアメマス」の話をすると、アメマス (Salvelinus leucomaenis leucomaenis) はサケ科の魚で降海型をアメマス、河川にとどまるも陸封型はエゾイワナと呼ばれます。
ふつうはマックス70センチ程度ですが1メートル級に成長する個体もいるようです。
さて話はこれだけなのですが、摩周湖の巨大アメマスとかなり酷似した存在です。
摩周湖があるのは北海道西部の川上郡弟子屈町 (てしかがちょう) であり、大沼は北海道南部の渡島総合振興局 (おしまそうごうしんこうきょく) の亀田郡七飯町 (ななえちょう) にありますので、同じ北海道といえど地理的にかなり離れていることから混同されているとは考えにくいところです。
しかしいずれも途方もなく巨大なアメマスであり、裂いた腹から鹿が出てくる、という点も同じです。
偶然の一致なのか、どちらかの話からインスパイアされ派生したものなのか、それはちょっと分かりませんがアメマスは特別な存在のようです。
(参照サイト)
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支笏湖にもあるようですよ!腹から鹿が出てくるマスの話、もしかしたら文化的な共通イメージなのかもしれません
返信削除ご情報どうもありがとうございます。
削除支笏湖にもあるのですね~、北海道全体に巨大アメマスの昔話はあるのですかね?今度少し調べてみます。
iとrが多分逆になってますね
返信削除タイトルが「りう」になっています
ご指摘ありがとうございます。
削除なんて書こうとしたのか分からないほどでした(笑)
直しておきました。