■植物タイプのヒューマノイド ~ ベジーマン (野菜男)
今回はモスマンで有名な、アメリカ、ウェスト・バージニア州のUMAの紹介です。
ウェスト・バージニア州、というか北米東部でUMAの目撃はとても多いですが、そもそもアメリカの全人口約3億5千万人の8割が東海岸に大きく偏って住んでおり、絶対数の違いから目撃情報も多くなるのは当然ともいえます。
多くはネッシータイプのレイク・モンスターかビッグフットのような獣人が占めますが、今回のはちょっと風変わりなベジーマン (Veggieman) です。
ベジタブル・マン (Vegetable Man) とも呼ばれます。
ご存じの通り「~マン」と呼ばれるUMAのその多くは日本で「〇〇男」と訳され、代表的なものはフロッグマン (ラヴランドフロッグ) のカエル男やモスマンの蛾男、リザードマンのトカゲ男等が挙げられます。
その慣習に倣えばベジーマンは「野菜男」となり、八百屋の店主、もしくは飛び切り健康そうな男性像が頭に浮かぶかと思いますが全く違います、UMA、なんならそれすら飛び越え一種の宇宙人的な存在だったようです。
このUMAのたった1度だけの目撃情報を見ていきましょう。
前述の通り、ウェスト・バージニア州で目撃されたUMAで、目撃されたのは1968年7月中旬、同州北部のフェアモント (Fairmont)、グラント・タウン (Grant Town) 近郊の森の中です。
目撃したのはウッドチャック狩りに来ていたジェニングス・H・フレデリック (Jennings H. Frederick) 氏。
この日はからっきしで、獲物を探して森の中を彷徨い歩いていると不自然なジャバリング (不明瞭で早口で話す声) のような物音に気付きました。
フレデリック氏はそのジャバリングのする方へと森を分け入ると信じられないものに遭遇します。
そこには身長が7フィート (約2.1メートル) ほどもある背の高い緑色の怪物が立っており、さっきまで聞き取れなかったジャバリングが突然周波数が合ったかのように頭に入ってきました。
「怖がらないでください、話がしたいだけです。
わたしは友好的です、我々はあなたたち全てを知っています。
わたしは安全な存在です、ただわたしは医療を希望します、あなたの助けが必要なのです」
そういうとその怪物はジェニングス氏に駆け寄り、腕で抱きかかえると指についた茨 (いばら) をジェニングス氏の腕に差し込み「輸血」を始めました。
その手は7インチ (約17.5センチ) ほどの長い指が3本ついていたといいます。
茨に刺された痛みはあったものの、催眠効果のある目で見つめ、痛みを和らげたと証言しています。
時間にして1分ほど、輸血が終わると緑色の怪物は信じられないほどの速さでその場から消え失せてしまったといいます。
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何処かの畑が故郷なのかな?
返信削除ツリーマンと呼ばれる方を思い出しました
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