■警察署長の人生を狂わせた悪夢の夜 ～ フォークビル・メタルマン
今回はメタル・マン (Metal man)。
日本でのＵＭＡの呼び名の慣例に倣 (なら) えば「金属男」となりますが、さすがに悲惨すぎるのでメタル・マンでいきますね。
この名をカッコいい！と感じるか、バカみたい、、、と感じるかは人それぞれですが、もうそう呼ばれているので手の打ちようがありません。
メタル・マンはアメリカ、アラバマ州フォークビル (Falkville) で目撃されたヒューマノイドです。
ＵＭＡとしてはあまり有名ではありませんが、ＵＦＯや宇宙人系界隈ではそれなりに人気・有名な存在です。
実際、なかなか興味深い話ですのでどうぞ。
１９７３年１０月１７日２２時、２６歳にして地元フォークビルの警察署長であったジェフ・グリーンホー (Jeff Greenhaw) 氏の基に緊急通報が入りました。
ヒステリックな女性の声で町のすぐ外の畑にＵＦＯが着陸したと電話口で騒いでいるのです。
その日、グリーンホー氏は非番で自宅で妻とのんびりくつろいでいましたが、すぐに着替えると、車の鍵をひっつかみ、手錠と拳銃、そしてポラロイドカメラをもって車に乗り込み急いで現場に向かいました。
現場に到着したグリーンホー署長は車を降りて辺り一帯を調べましたが、女性が言っていたＵＦＯの痕跡は見つかりませんでした。
何も問題ないと判断し車に乗り込んで家路につこうと思いましたが、念のため畑の周りをゆっくりと一周してから帰ろうと彼は考えました。
やはり異常はなく、さて帰ろうかとした矢先、７５フィート (約２３メートル) 程前方に人影を発見しました。
グリーンホー署長はそれが人間だと思い、助けを必要としていると思い車を停め、その人物に近づきました。
「頭部と首は一つに繋がっているようで、、、とにかく反射して眩しかった、ニッケルに水銀を擦り付けた感じといえば分かりますかね。
しかしながら表面はまるでガラスのように滑らかなんです。
角度によって反射が変わり見え方も変わるというか、、、
彼が道路の真ん中に立っているのを見つけた時、わたしは車を降りてすぐに声をかけたんです『あなたは外国人ですか？』とね。
ですが全く反応は返ってきませんでした」
ゆっくりと近づきその人物から１５フィート (約４.５メートル) 程のところでグリーンホー署長はそれが人間でないことに気付きました。
車のライトに照らされた「それ」は身長６フィート (約１.８メートル) 超、全身アルミのような金属光沢のある服を着用しており、車のライトに照らされ輝いていました。
頭部と体の付け根 (つまり首) ははっきりせず、人間と比べ幾分長い頭部をしていました。
頭部の先端にはアンテナのような突起もあったともいいます、動きはぎこちなく機械的でまるでロボットのような感じでした。
あまりの光景に彼は呆然としていましたが、我に返るとポラロイドカメラを持参したことを思い出し、急いで車からカメラを持ち出すとメタル・マンを４枚撮影することに成功しました。
１枚は真っ黒でほとんど何も映っていませんでしたが他の３枚にはメタル・マンの姿が捕らえられていました。
(グリーンホー氏が実際に撮影した写真)
もう少し車を近づけヘッドライトの光でより良い写真を撮ろうと車に戻ると、ばねではじかれたように突如メタル・マンは動き出し、さっきまでのぎこちない動きがまるで嘘だったかのようにもの凄い勢いで走り出しました。
グリーンホー署長は車で追いましたが砂利道で思うように走ることはできず、しかし３５マイル (約時速５６キロ) は出ているにもかかわらずメタル・マンに追いつきません。
必死に追跡するも、車が溝にはまり万事休す、メタル・マンに逃げられてしまいました。
そしてここからグリーンホー氏は転落の一途を辿ります。
写真撮影まで成功したにも関わらずグリーンホー氏はメタル・マンの公表により嘲笑の的となり、友人・知人を失いまもなく警察を辞職するに至ったのです。
「あの日を境にわたしは自分でも想像すらできなかった人物になってしまいました。
かなり辛い人生を歩む羽目になりました、しかしわたしを強くさせてくれたとも思っています。
正気を失いかけた時もありましたが、妻と神が心の拠りどころとなり踏みとどまることができました。
わたしを前進させてくれたのは彼らのお陰です。
わたしは死後の世界は信じていますが、地球外生命体が存在するなんてこれっぽっちも信じていませんでしたが、あの日以来その考えは変えざるを得ませんでした」
(参照サイト)
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全身にアルミホイルを巻いた変な人だったりして
返信削除サランラップでSMプレイかも。署長はええ迷惑ですな
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