アメリカ、カリフォルニア州リバーサイド郡 (Riverside) のサンタアナ (Santa Ana)。
この地に獣人というよりは単にヒューマノイドといったほうが適切と思われる二足歩行の奇妙な生物が目撃されました。
リバーサイドのサンタアナ川に架かる橋上で目撃されたことからリバーサイド・ブリッジ・モンスター (Riverside Bridge Monster) と呼ばれます。
目撃者の名はチャールズ・ウェツェル (Charles Wetzel)。
1958年11月8日、豪雨の降り続く中、夜遅く車を走らせていたウェツェル氏、サンタアナ川 (Santa Ana River) に架かる橋を通り過ぎる際、にふと川に目をやると豪雨のせいで氾濫していました。
やれやれ、夜間の悪天は疲れがどっと押し寄せます。
と、その時です!
ガリガリのヒューマノイドが川岸から突如現れると、ウェツェル氏の車の進行を妨げるように真正面に立ち塞がったのです。
四肢は見たこともないほど細長く、頭だけがまんまるでそのシルエットはまるで生ける案山子といった感じでした。
吻部 (ふんぶ) は長く、暗闇に煌々と輝く不気味な目。
ウェツェル氏は絶対に人間ではなかったと証言しています。
と、「それ」が一体何なのかと思う間もなく、怪物はボンネットに飛び乗るとキーキーと金切り声を上げます。
間近で見るとその怪物の体はトカゲのような鱗に覆われているのがわかりました。
焦ったウェツェル氏は車内に置いてあった拳銃に手をかけますが、万一外した時のことを考えて自重します。
怪物を興奮させるのは得策ではないと考えたからです。
そのまま車を急発進させ、怪物を振り落とすと警察に駆け込んだということです。
車には怪物が付けたと思われるひっかき傷がありました。
次の日に同じ場所に探しに行っても痕跡ひとつ見つからなかったといい、この怪物が目撃されたのはこのただ一度きりです。
(立ち上がったシカは夜間に目撃された場合、しばしばUMAと誤認され鵜場合があると考えられています)
その正体はお手上げといった感じですw
似たようなUMAを敢えて探せばドーバーデーモンといったところでしょうか。
このお話はカリフォルニア在住の人でもあまり馴染みのないUMAだといい、当地でも「レアな都市伝説」といった感じのようです。
この話は出所不明でその真偽は不明ですがとても「怪しく」思われているということはお伝えしておきましょう。
ありがちな「チャールズ」というファーストネームですが、そこそこ珍しいラストネームの「ウェツェル」。
ファーストネームが一般的であり同姓同名がいたとしてもなんらおかしなことではありません。
しかし同年11月、同姓同名のチャールズ・ウェツェル氏はネブラスカ州でもカンガルーに似た、しかしカンガルーではないUMAがシカを追いかけているのを見た、と主張しています。
同年に同姓同名 (もしかすると同一人物?) の人物がUMAを目撃するという奇妙な事実。
歴史的に奇跡的な偶然はいくらでもありますし、シンクロニシティともいうべき奇跡の郡全を信じてみましょうw、
(関連記事)
ある生き物を見て、この記事を思い出しました。
返信削除その生き物は鷺です。
僕の妄想ですが、このような考察はいかがでしょうか?
鷺のように脚が長く大きな鳥が羽毛の抜ける病気にかかり、まばらな羽毛と鳥肌が鱗のように見えた。
もしくは、長い脚のインパクトが強すぎて、全身がそのような肌だと勘違いしたのかもしれません。
さらに頭部には羽毛が残っており、細い体に対して頭が丸く目立って見えたため、怪物のように思えてしまったというのはいかがでしょうか?
僕自身、子供の頃に草むらから飛び上がった鷺を見て、あまりの大きさに恐竜だと思って逃げ出した思い出がありますw
ひでさんこんにちは。
返信削除いえ、全然あり得ると思います。小型獣脚類 (ニワトリレベル) の目撃がアメリカでは割とありますが、ロードランナー (オオミチバシリ) の誤認の可能性がかなり含まれていると思います。
リバー・ダイノ (https://www.crypto-f.com/2024/04/blog-post_94.html)の記事でも書きましたが、ロードランナーはかなり獣脚類のシルエットに見えますから、他の鳥類も恐竜系UMAの誤認に多く含まれていそうです。