2020年8月1日土曜日

有毒な廃液内を泳ぎ回るイカ型モンスター ~ オイル・ピット・スクイッド


■オイル・ピット・スクイッド

オイル・ピット・スクイッド (Oil Pit Squid)」をご存知ですか?

おそらくUMAファンですらほとんどの人が聞いたことがないかもしれません。

実は日本では並木伸一郎さんのUMA本で「イカ型クリーチャー」や「イカモドキ」として紹介されていたUMAのことです。

これを聞いて「ああ、あれね」と思った人も多いと思います。

(image credit by モンスターショック2)

これは1996年11月15日、アメリカ、インディアナ州アンダーソンにあるプラスチック製自動車部品の製造会社、GMCデルフィ・インテリア & ライトニング (GMC Delphi Interior & Lighting) 社の第9工場 (Plant 9) のスラッジ (汚泥)、いわゆる廃液内で発見された謎の生物です。

この会社はゼネラル・モーターズの子会社で実在した会社ですが、1999年にアンダーソンの工場は閉鎖となったようです。

その名の通りオイル・ピット・スクイッドは、ツツイカ (スクイッド) のような姿をしており体色は透き通った灰赤色 (従業員は「ミミズ色」とも表現)、直径1インチ (約2.5センチ)、体長は6~8インチ (約15~20センチ) 程度、複数の触手を持っていました。

この謎の生物は有毒な化学物質 (不凍液・廃油・多価アルコール等の混合廃液) を溜めている工場内のタンクの中を泳いでいたといいます。

生物はたくさんいたといい、ある従業員がその中から一匹を捕らえ、殺して瓶に保管しました。

しかし調査を待つ数日の間に紛失もしくは盗難されたといわれています。

廃液内はバクテリア等ならまだしも、15センチ~20センチもあるような大型の生物が生きていけるような環境ではなく、また採取したものの紛失 (盗難) といったUMAにありがちな結末、存在した客観的証拠も一切ないことからデマではないかと疑われています。

興味深いのは当時の新聞 (タブロイド紙ですが) で、「イカのような物質 (squid-like substance)」とも表現されていたことです。

生物なのか物質なのか?

騒動から20年以上、工場も閉鎖された現在、オイル・ピット・スクイッドは一種の都市伝説的存在となっているようです。

(参照サイト)
nolandda.org

(参考文献)
モンスターショック2 (並木伸一郎著)

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