2019年10月3日木曜日

2メートルのメガ・ペンギン ~ パレユーディプテス・クレコウスキイ


■2メートルのメガ・ペンギン ~ パレユーディプテス・クレコウスキイ

絶滅種の巨大ペンギンは英語圏ではメガ・ペンギンとかジャイアント・ペンギンなどと総称されますが、その中にアンスロポルニス・グランディス (Anthropornis grandis) というペンギンがいます。

体高 (身長) 1.7メートル、体重は90キロ以上といわれ、これこそメガ・ペンギンの最大種といわれていましたが、もっと大きなペンギンがいました。

3700~4000万年前の南極に生息していたパレユーディプテス・クレコウスキイ (Palaeeudyptes klekowskii) というペンギンで、体長2メートルもあったといわれています。

体長じゃなく、体高2メートル、体重115キロと記載されているサイトが多いですが、おそらく体高はアンスロポルニス・グランディスと同程度かちょっと高いぐらいで1.7~1.8ぐらいではないかと思います。

で、体長 (寝そべったとき足先からクチバシの先っぽ) が2メートルの意味ではないかと思います。

体長と体高がごっちゃなっていつしか体高2メートルになってしまったのでは、と推測します。

ちょっとデータが少なすぎて正確なことは分からないんですが、まぁとにかくでっかいです。

大きなペンギンほど潜水時間が長い傾向にあることから、パレユーディプテス・クレコウスキイは1回の潜水で40分も潜っていられたのではないかといわれています。

なお、ペンギンの足は体内に隠れて見えませんが、けっこう長い足をしています。

このメガペンギン、パレユーディプテス・クレコウスキイの足の骨はもちろん今まで発見されたペンギンのもので最大の長さを誇ります。

この長い足の化石から、現世のペンギンのプロポーションに当てはめて上記の体長・体重を算出しているため、もしかするとパレユーディプテス・クレコウスキイのプロポーションは現世のものと大きく異なり、体長もそこまで大きくなかったかもしれない、と考える研究者もいます。

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