最近になって最大で512歳と考えられるニシオンデンザメの固体が見つかりましたが、507歳の二枚貝 (アイスランドガイ)、200歳級ではアカウニ、ホッキョククジラ、メヌケなど、海洋生物にとんでもなく長寿な生物がいます。
一方、昆虫などには非常に短命なものもいますが、人間と同じ脊椎動物でありながら、寿命が半年に満たないド短命カメレオンがいます、マダガスカルに生息するラボードカメレオン (Furcifer labordi) です。
(参照:寿命たったの30分 ~ 1時間ブヨ)
(image by Wikipedia )
このカメレオン、四肢動物 (魚類を除いた脊椎動物) の中で最短の寿命といわれ、寿命は4~5ヶ月。
ただし、同じくマダガスカルに生息する成体の体長が3センチにも満たない (オスは2センチ以下) ミクロヒメカメレオン (Brookesia micra) も寿命などあまり詳しいことは分かっていないので短命かもしれません。
おもしろのは1年中、この短いライフサイクルを繰り返すのではなく、いっせいに孵化し、いっせいに交尾し、いっせいに産卵して死んでしまうということです。
13年ゼミや17年ゼミ等の周期ゼミと似た生態で、彼らのライフサイクルを圧縮した感じです。
ラボードカメレオンが生息するこの地域の雨季は11月。
この時期にいっせいに卵から孵ります。
成長スピードが尋常でなく生まれてわずか2~3ヶ月程度、つまり生まれた翌年の1月には性成熟し、交尾・産卵を済ませて3月末までにオスもメスも死に絶えます。
次に見られるのは雨季である11月まで待たなければいけません。
完全に自然のサイクルにライフサイクルをシンクロさせており、人工飼育下でそのシンクロを断ち切ればもう少し長生きさせられるかもしれません。
(関連)
ラボードカメレオンが生息するこの地域の雨季は11月。
この時期にいっせいに卵から孵ります。
成長スピードが尋常でなく生まれてわずか2~3ヶ月程度、つまり生まれた翌年の1月には性成熟し、交尾・産卵を済ませて3月末までにオスもメスも死に絶えます。
次に見られるのは雨季である11月まで待たなければいけません。
完全に自然のサイクルにライフサイクルをシンクロさせており、人工飼育下でそのシンクロを断ち切ればもう少し長生きさせられるかもしれません。
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