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2025年6月27日金曜日

マダガスカルの大きな獣人 ~ オンバス


■マダガスカルの大きな獣人 ~ オンバス

今回はマダガスカルの獣人、オンバス (Onbas)。

この獣人は謎中の謎の獣人です。

UMAなんだから謎で当然でしょう?と思うかもしれませんが、そういった生物学的な謎ではなく、いったい自分は何を参考にこのオンバスの記事を旧サイトで書いていたのか全く不明な (忘れてしまった) のです。

思い当たる文献はありますが、引っ越しでどこかに埋もれており発見できていません。(笑)

海外サイトでは見つけられないことから日本のUMA本かなぁ。

詳細不明なので日本限定のUMAとして扱います。

取り敢えず、自分の過去の記事を参考にオンバス見ていきましょう。

オンバスは体長1.7メートルと成人男性ぐらいの背丈があります。

獣人としてはあまり大きくありませんが、マダガスカルの獣人として最も有名なカラノロは60センチ以下であり、オンバスはその3倍ぐらいがあります。

マダガスカルも獣人はいくつか報告されていますが、この島国はキツネザルの宝庫であり、獣人としてはキツネザルに似た特徴を持つものが多く、世間一般でいわれる獣人とは少々毛色が異なります。

(現生キツネザルの最大種、インドリ)
(image credit by Wikicommons)

そんな中でマダガスカルで獣人らしい獣人といえばカラノロ、そしてこちらのオンバスです。

小さい獣人をカラノロ、大きい獣人をオンバス、といった感じで覚えると良いでしょう。

オンバスの知性の高さはその行動で一目瞭然で、マダガスカルの住人たちと物々交換しているというのです。

オンバスの生息範囲にある河岸にお椀にご飯を入れておくと、オンバスはご飯を持ち去る代わりに、お椀の中に蜂蜜をいれていくといいます。

一応注意したいのが、直接的な対面での物々交換をしていないことから、お互いに人間同士てあるにもかかわらず、お互いに相手をオンバスだと信じて間接的な物々交換をしている可能性があるということです。

尚、オンバス同士がコミュニケーションを取る際に言語を操っているかどうかは分かっていませんが、オンバスの生息域では気を叩く音が頻繁に聞かれることから、この音で会話を行っている可能性が示唆されています。

さてその正体としてはやはり絶滅した大型のキツネザルが候補となりますが、特に身長1.5メートル、体重80キロほどのメガラダピス (Megaladapis) は大きさもさることながら、メガラダピス ・エドワルドシ (Megaladapis edwardsi) メガラダピス ・マダガスカエイエンシス (Megaladapis madagascariensis) の2種は14世紀以降まで人類と共存していたことで特に注目されます。

身長1.7メートルという身体的特徴は一応ありますが、その他についての身体的特徴は残念ながら得られず、本当にキツネザルタイプなのかもわかりません。

知性の高さが本当であれば、霊長類と言ってもキツネザルの仲間 (Strepsirrhini) ではなく、よりヒト属 (Homo) に近い種かもしれません。

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2 件のコメント:

  1. フランスのフィリップ・クードレイさんがO“m”basとして紹介していましたし、日本で紹介したのもオカルト業界ではなく動物学者の今泉さん(著者の中でフランスの人が報告したと書いていた)なのでフランスで報告されたUMAで国内の捏造ではなさそうですが…
    なんでこんなに情報が少ないのでしょうかね

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  2. コメントありがとうございます。
    ああ、「謎の動物の百科」ですよね?あの本、家のどこかにあるはずなんですが見つからないんですよ。あれにオンバス載ってるんですね。探してみよう。
    ご情報、ありがとうございました。

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