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2024年8月15日木曜日

新潟県広通川の怪物 ~ ヒロドオリ・モンスター


■新潟県広通川の怪物 ~ ヒロドオリモンスター

詳細が全く不明の海老川のエビッシーを紹介したので、今回は読者さんからコメントを頂いた広通川の怪物 (River Hirodori monster)、ことヒロドオリ・モンスター (Hirodori monster) も見ていきましょう。

広通川 (ひろどおりがわ, Hirodori-gawa / River Hirodori) は新潟県新潟市を流れる新川 (しんかわ) 水系の二級河川です。

少し前に記事にしたカジポゴ (Kajipogo) が目撃された加治川の流れる新発田市 (しばたし) とも地理的に近い場所にあります。

ヒロドオリ・モンスターが目撃 (体験) されたのは2024年8月10日22時半頃、広通川の河川敷を従兄弟と散歩していた時に、川から非常に大きな水音と竹が倒れるような音が聞こえてきたいいます。

ふたりは音がした周辺を即座にスマートフォンのライトで照らしましたが、そこには大きな水の波紋が残っているだけで音を立てたであろう、その主の姿はなかったといいます。

地元民である目撃者さんの話によれば広通川にはせいぜいブラックバス程度しか大きな魚は棲息していないはずで、その大きな水音を立てた生物がブラックバスとは到底思えず大いに不思議だったようです。

(カムルチー)
(image credit by Wikicommons)

確かに広通川に棲息する魚類を調べてみるとウグイ、コイ、イバラトミヨ (キタノトミヨ)、イトヨ、ヌマチチブ、ウキゴリ、アシシロハゼといった感じで巨大魚の正体としては少々物足りないものが多く、コイぐらいしか大型魚はいません。

まぁそれほど広い河川ではないため当然といえば当然ですね。

しかし新川水系で調べると上記以外に目撃者さんの言うブラックバス (オオクチバス, Micropterus nigricans) やライギョ (カムルチーChanna argus)、ニゴイ (Hemibarbus barbus) 等、大型魚も棲息しているようです。

(ロングノーズガー)
(image credit by Wikicommons)

越後平野の湖沼・河川とさらに範囲を広げると四大家魚のハクレン (Hypophthalmichthys molitrix)、ソウギョ (Ctenopharyngodon idellus) に加えコクチバス (Micropterus dolomieu)、更に驚くことにロングノーズガー (Lepisosteus osseus) も捕獲された実績があるようです。

とまあ、流入している河川同士であればこれらの魚類はある程度紛れる可能性はありそうなので普段見慣れない巨大魚がヒロドオリ・モンスターの正体だったかもしれませんね。

ロングノーズガーに関してはペットとして飼われていたものが遺棄されたものでしょうが、普段見慣れた川や湖でもそういった外来種も目撃される可能性はあるということです。

他にもみなさんの不思議な生物の目撃談・体験談お待ちしております。

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4 件のコメント:

  1. 自分も新潟で昔UMA体験をしたことがあるのですが、ここに書けばよいのでしょうか?

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      新潟県のUMAが多いですね~
      こちらに直接書いて頂いてもいいですし、cryptofan.to@gmail.com
      にメール頂いてもどちらでも結構です。

      削除
    2. ではこちらに書かせていただきます

      自転車通学だった中学生時代の話です
      自転車の使える季節でなおかつあまり暖かくなかった記憶があるので春か秋だったとおもいます

      ある日の登校中、家から2,300メートルほど進んだところで、自転車に乗りながら何気なく西側の空をながめていたところ、変な鳥のようなものが北から南の方向へ飛んでいました

      鳥のような生き物は、比較対象がないとはいえとても大きく見えました
      鳥には頭部らしき部分がなく、くちばしのような部分もありませんでした(サギは首をたたむので頭がなく見えることもありますが、サギならくちばしがみえます)
      胴体はとてもがっしりしていた記憶があります

      自分と鳥との距離はわかりませんが、同じ方角にある神社(自分のいる地点から150から200メートルくらいの距離)よりも遠くを飛んでいるように見えました

      私は一度この体験をインターネットで話したのですがそのときは「コミミズクではないか」といわれました
      なのでコミミズクの飛ぶ姿を調べたのですが、自分の見たものはコミミズクより胴体が大きくがっしりしていたと思います
      ほかのフクロウの仲間も一応調べましたがやはり胴体が似ていない気がします

      私は自分の見たものがモスマンのようなものだったと思っていて、自分の中で仮に越後モスマンと呼んでいます

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    3. 詳しい目撃情報どうもありがとございます。

      日本も含めモスマン系の飛翔動物はよく報告されるのでその類ですかね、近いうちにまとめて記事にしますね。

      どうもありがとうございました。

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