新潟で目撃された奇妙な巨大生物 ～ シバタ・ジャイアント・スパイダー

■新潟で目撃された奇妙な巨大生物 ～ シバタ・ジャイアント・スパイダー

さて今回は読者の方から頂いたＵＭＡ目撃情報です。

カジポゴ (Kajipogo)、ヒロドオリ・モンスター (Hirodori monster)、越後モスマン (Echigo mothman) に続き、またも新潟県発のＵＭＡです。

今回のＵＭＡはカジポゴと同じ新発田市 (しばたし) で目撃されたものですが、カジポゴと異なり陸棲ＵＭＡです。

２０１７年、読者さんが加治川小学校在学中 (高学年) のころ、お昼休みに男子のクラスメイトのひとりがその生物に気付いたといいます。

「外にＵＭＡがいる」

クラスメイトが指さす先は学校から数百メートル離れた電柱でした。

生物の特徴は実際にその生物を見た読者さんの目撃談を見ていただきましょう。

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(抜粋)

全身が黄色で、３、４本のフレーム状というか触手状というか、そう言った形状の長い足？が生えていました。カメラの三脚状で、胴体はありませんでした。

送電鉄塔の先端には黄色い枠組みだけの四角錐みたいなものがありますが、あんな感じです。

足の付け根らへんに同じ黄色の楔形で頭部のようなパーツが付いていた気もしますが、この辺りは記憶が曖昧です。

電柱の上に出たのでみんな最初は「鉄塔の上のアレじゃないの？？」という雰囲気だったのですが、よく考えたら普通の電柱の上にはないですし、教室からは鉄塔も見えますが、明らかにそのてっぺんのそれより気持ち悪い見た目です。

しかも、その生き物らしき物体は緩慢な動きで移動し始めたのです。足は関節とかはなさそうで、針金みたいな感じでした。

動いているという話が出た時に何人か追加で見にきたので、計１５人くらいはこれを見たのではないかと思います。

ただ、時間内に食事を済ませなければいけないこともあり、この興奮はすぐに薄れ、みんなひと目見ると食事にもどっていきました（自分たち数人はまだソワソワしていましたが）。

Sくんという友達は先ほどの物体の出た方面に家があったので、私は「帰る最中に何かないか調べてくれないか」と言いました。

翌日調べた結果を聞きましたが、物体はすでにいなかったそうです。

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似たような生物が存在しないためその姿を想像するのは困難ですが「送電線の先端のような形状のまるで足だけのような生物」ということなので、脚だけで体が構成されたような生物、ウミグモの仲間に近いイメージかもしれません。

(ベニオオウミグモ)

(image credit: Wikicommons)

ウミグモの仲間には体の体積が脚の体積をはるかに下回り、「体のない脚だけの生物」に見えてしまうものも少なくありません。

ちなみに最大のウミグモの仲間は水深４２０～５２００メートルに棲息するベニオオウミグモ (Colossendeis collossea) で細長い７センチの体に対し、脚を広げた大きさはその１０倍の７０センチメートル (脚１本の長さが３５センチメートル) にも達します。

あまりに体が小さいため、収容しきれない内臓・生殖器官は脚に収納するという人間ではとても考えられない体の構造を持ちます。

さて、話を戻しましょう。

無機質な感じではあるものの緩慢ながら動きが確認できたということで生物と考えていいでしょう。

「脚だけの生物」はさすがにいないと思われるためウミグモのような体が小さく、その体に比して相対的に脚が極端に長い生物と思われます。

(鉄塔の先端の四角錐に似ていたといいます)

(original image credit: Wikicommons)

クモである可能性は０％ですが、ウミグモを彷彿とさせるそのイメージと目撃された地名にちなみシバタ・ジャイアント・スパイダー (Shibata giant spider) と呼ぶことにします。

シバタ・ジャイアント・スパイダーはかなり離れた地点から目視できたことからも大きな生物だったに違いありません、１メートル以上は確実でもしかすると２メートル近かったかもしれません。

脚は３～４本ということですが奇数ということはまずないと思われるため (奇数の場合はその一本は口器か尾でしょう)、取り敢えず４～６本ということにしておきましょう。

惜しむらくは授業中 (給食中) であり、また学校から距離も離れたいたため至近距離での観察が叶わなかったことですね～

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