2019年11月20日水曜日

オハイオ大学の教授が火星に昆虫に似た生命体が存在すると主張

(original image credit by Daily Mail)

■オハイオ大学の教授が火星に昆虫に似た生命体が存在すると主張

月や火星の地表写真に生物や人工物、ひどいものだと宇宙人やUFOといったものが写りこんでいるのを発見したと主張する例は今までに数多くあります。

事実であればまさに世紀の大発見ですが、残念ながらジョーク以上のものは存在しません。

主張するのはほとんどが一般人であり、よくてアマチュア天文学者といったところです。

一種のエンターテインメントであり、その主張が荒唐無稽 (こうとうむけい) であっても彼ら自身、失うものはなにもありませんし、後に彼らの主張がみなの記憶にも残り彼らにダメージを与える、などということもありません。

つまりノーリスクだからなせる業 (わざ) です。

そんな中、NASAが撮影した火星の地表写真に、昆虫のような生命体が写っていると主張する人が現れました。

そのひとつ (冒頭の画像) は約20インチ (約51センチ) と見積もられ、地球の昆虫と比較するととてつもなく巨大なものです。

まぁこういった話はよくあるパターンです、が、主張しているのがなんとオハイオ大学の名誉教授ウィリアム・ロソマー (Dr. Emeritus William Rosomer) 氏です。

ロソマー教授は45年間、昆虫の研究に人生を費やしてきたいわゆる昆虫のスペシャリスト、一般人がいいかげんな主張をするのとは異なり、主張内容によっては大いに失うものを持つ人物です。

教授は火星には地球上の昆虫や爬虫類 (ヘビ) に似た生命体が存在すると主張します。

かつて存在した、ではなく、現在進行形で存在、つまり生息しているとの主張です。

「外骨格と付属肢があれば節足動物と識別するには十分です。また、3つの部位 (頭部・胸部・腹部) に、1対の触角、そして6本の足があれば、それは地球上の昆虫であることを識別するのに十分です。

同様に、こういった特性は、火星上の生命体を昆虫のように識別する場合にも有効でなければなりません。この原理に従えば、火星探査機が撮影した写真に、昆虫のような形状をした節足動物が写っていると判断できます。」

あくまで大真面目です。

(original image credit by Daily Mail)

また、ロソマー教授は昆虫の一番の特徴である「飛翔」についても述べており、多くの画像でこれら火星の生命体に「明確な飛行行動」が見られ、その姿はマルハナバチクマバチを想起させると主張します。

地球外では微生物すら見つかっていない現在、昆虫のような高等生物が火星に存在すると主張するロソマー教授の主張は果たして?

数十年前ならいざ知らず、あと10年やそこらで火星への有人飛行も現実的となってきた時代、賭けに出ましたね。

(参照サイト)
Daily Mail

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