■至近距離で対峙! ~ ホワイトホール・ゴートマン (ヒツジ男・ヤギ男)
Phantoms and Monsters さんに寄せられた奇妙な生物の目撃談です。
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「わたしはニューヨークのホワイトホール (Whitehal) の近くに住んでいます。
ある夜のこと、私のパートナーが外にゴミ出しに行くと、血相を変えて戻ってきたたんです。
震えあがっておりかなり動揺しているようでした。
ゴミ出しの際にキツネやコヨーテに似た生物に出遭ったが、なんとそいるは後肢で立ち上がったというんです。
その事件から1ヶ月ほど経ったときのことです、私はベランダに出て煙草を吸っていました。
その当時、自宅の隣は空き区画になっており、手入れが行き届いておらず草が8インチ (約20センチ) ほど伸びていました。
また、そこには自宅から20フィート (約6メートル) ぐらいのところに造園用のトレーラーが長い間停められっぱなしでした。
暫くの間そこでタバコを吸っていると『誰かに監視されているような奇妙な感覚』に襲われました。
この辺の住人がみなそうであるように、私も普段から銃を携帯しています。
この辺は野生動物や肉食動物も多いので、周りを伺いました。
するとトレーラーの近くの草むらに大型犬ぐらいの大きさのなにかが横たわっているのに気付きました。
その日は満月ではありませんでしたがよく晴れた明るい夜でしたからはっきりと確認できました。
倒れている動物に無暗に近づいてはいけないことを私は知っています。
月の光が当たっていてもその生物は真っ黒にしかみえず、伸びた草と奇妙なコントラストを奏でていました。
するとその生物は頭部を持ち上げたのです、突き刺すような赤い目をしていることに気付きました。
『なんてこった、、、!』私は携帯していたリボルバーに手を伸ばしました。
そいつはなんとそのまま後肢で立ち上がったのですが、その脚はナルニア国物語に登場するヤギと人間のハイブリッド (フォーン, faun) のようでしたが、体は人間とイヌのハイブリッドのようでした。
頭部には角があり、私の身長 (183センチ) よりも高かったです。
私はゆっくりとドアまで後ずさりし部屋に入ると鍵をかけました。
この目撃事件は私の人生の中で最も不可解なもののひとつです。
それ以来、自宅に防犯カメラを背設置したものの、隣の空き区画は現在工事中で、それ以後、その生物を目撃していません。
いずれにせよ、私はあの生物がなんだったのか、近くに森などでその生物が存在する証拠を集めたいと思っています」
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全米各地で目撃されるヒツジ男 (正確にはヤギ男) のイメージですが、ヒツジ男の話はほとんどがキャンプファイヤー等で語られる都市伝説であるのに対し、こちらは実際に目撃している点で非常に珍しケースです。
しかも少なくとも異なる二人の人物によって2度目撃されていることから、何かしらが存在した可能性は高そうです。
但し、目撃されたのが夜の空き区画であり、ホームレスが寒さ対策で何枚も服を着重ねていたとか、黒い毛布にくるまっているのを誤認したのではないか?という疑いは残ります。
目撃者がその生物に対し恐怖を感じながらもリボルバーの引き金を引かなかったのも、その正体が人間である可能性を完全に捨てきることができなかったからかもしれません。
ですが、たとえ夜でも僅か6メートルという至近距離で目撃しており、人間かそうでないかの判断ができないほどの奇妙な容姿であったことは確かでしょう。
(参照サイト)
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