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2024年11月18日月曜日

琵琶湖にレイクサーペントが棲息している ~ 琵琶湖の怪物、ビッシー


■琵琶湖の怪物 ~ ビッシー

巨大な湖では生物も巨大化する = UMAも目撃されやすい、一般的にそういう傾向にありますが、残念ながら琵琶湖でのUMAの目撃情報にめぼしいものはそう多くありません。

琵琶湖は言わずと知れた滋賀県にある日本最大の湖でその表面積は約670平方キロメートル、440万年前に形成された古代湖で、世界で6番目に古い湖と考えられています。

ちなみに最も古い古代湖はカザフスタン東部にあるザイサン湖 (Lake Zaysan) で6500万年前に形成されました。

ザイサン湖の表面積は1,810平方キロメートルと琵琶湖よりはるかに広大ですが最大水深は15メートルしかなく、とても浅い湖です (琵琶湖は平均水深が約41メートル、最大水深が約103メートル)。

さてそれでは琵琶湖の怪物 (Lake Biwa monster) を見ていきましょう。

前述の通りめぼしい目撃情報は決して多くはありませんが、その中から不思議好き人間さんの「UMA (未確認動物) の掲示板」で投稿されたものをピックアップしてみましょう。

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はじめて投稿しました。僕はUMAや宇宙人が好きなんですが、父から以前こんな事を聞きました。僕は琵琶湖の近くに住んでいるのですが、父は何人かの友人と琵琶湖から大きな蛇のような生き物が上がってくるのをみたことがあると言っていました。これは本当でしょうか?本当ならどんな生き物なのでしょうか?

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まず最初に断っておくと、このコメントが投稿されたのが2004年4月1日、つまりエイプリルフールというわけで本当の目撃談か、それともネタであるかは皆さんのご想像にお任せします。

さてこの琵琶湖の怪物 にはスレッド内でビッシー (Bissie) というニックネームが提唱されているのでそう呼びましょう。

ビッシーが目撃された年や場所、シチュエーションといったものが完全に不明、分かっているのはその生物が「大きな蛇のような生き物」ということだけですが、レイク・サーペント (巨大海蛇) 系のUMAであることだけは分かります。

(ビワコオオナマズ)
(image credit by Wikicommons)

「上がってくるのを見た」というのは「水面に向かって上昇してきた」というのと「湖から上陸」したという2つの解釈が可能です。

これについては追加情報で、

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父はその生き物が陸に上陸するのも見たと言っていました。
ネッシーのような生き物じゃないのかも・・・。

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といっていることから後者であることが分かり魚類ではない可能性が高そうです

さらに kochikoさんという方がレスにて

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私も、その生物を見たことがあります!2年前実家に帰る途中
特急サンダーバードから琵琶湖を見ていたら、上空をくねくねと
動いて行く黒くて長いものがいたんです。そのうち、
見えなくなってしまいましたが;
googleで調べてみたら相当昔(昭和)に
愛知県で似たような生物が目撃されたそうですよ?

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と、この生物の情報を補足しています。

続いて アロハさんという方も琵琶湖の怪物を目撃したことがあるとレスしています。

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はじめまして、アロハでし(笑)
おいらも琵琶湖で7メ~トルぐらい?の物体を見た!!!!!!
なんか「かめ」みたいなUMAだったゾ~

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やり取りの中でも登場する日本最大のナマズ、ビワコオオナマズ (Silurus biwaensis) は琵琶湖の怪物の正体としてはもっとも有力です。

実際に巨大ナマズが正体ではないか、と思われるレイク・モンスターは数多く存在します。

(たぶんライギョ最大種のひとつ、レッドスネークヘッド (Channa micropeltes))

「上陸するのも見た」というのが魚類の欠点です、しかし餌を追いかけてアクシデント的に上陸したと考えればその限りではありません。

琵琶湖にはライギョ、カムルチー (Channa argus) も棲息しているようなのでこちらもビッシーの候補に付け加えておきましょう。






3 件のコメント:

  1. 東スポでもビッシーらしきUMAが紹介されていましたよ!
    https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/317276

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  2. 琵琶湖が江戸時代に出来たことになってますね。

    返信削除
    返信
    1. (笑)
      「万」をつけ忘れてましたね、修正しておきました。
      ご指摘ありがとうございました。

      削除