このブログを検索

2024年8月23日金曜日

西表島にはコウモリのUMAも棲息している ~ イリオモテヒカリコウモリ


■西表島にはコウモリのUMAも棲息している ~ イリオモテヒカリコウモリ

西表島 (いりおもてじま) には陸棲UMAとしては日本屈指の知名度を誇るヤマピカリャー (イリオモテオオヤマネコ) が棲息しているといわれます。

この島にはイリオモテヤマネコ (Prionailurus bengalensis iriomotensis) をはじめイリオモテキクガシラコウモリ (Rhinolophus perditus)) やキシノウエトカゲ (Plestiodon kishinouyei) 等、この島や八重山諸島の固有種が多く棲息しており、それこそ昆虫のような小さな生物であれば未発見の種が今後も見つかるかもしれません。

さらにこの島にはコウモリ系の未確認生物も棲息しているといいます。

コアラドンと同じ、不思議好き人間さんの「UMA (未確認動物) の掲示板」に寄せられたものです。

投稿されたオリジナルの文章を見てみましょう。

-----

沖縄の西表島で謎の生物を見かけました。
夜九時頃だったでしょうか…
海岸近くで勢いよく空を飛ぶ黄緑色っぽい生物を見ました。
初めはコウモリか何かかな?と思ったんですが。
羽の形が微妙に違ったし、そもそもコウモリって光るのか?
という疑問が残りました。
みなさん、何かこの件に関してご存知ではないでしょうか?

大袈裟に言うとスカイフィッシュみたいな形なんです。
それで、すごいスピードで私を横切って行きました。
三回ほど目撃をしたんです。
初回はよく見えなくて、コウモリ?と思ったんですが、
最後には目の前を横切られ、スカイフィッシュっぽい!との印象を受けたのです。
でも、沖縄での目撃例なんて聞いた事無いし、ちゃんとした生物なのかもしれない…と思い、今の今まで記憶から忘れ去られていました。

-----

投稿されたのは2004年で目撃されたのはその前年ということで2003年の目撃情報のようです。

特に名前は提唱されていないようですので、西表島の固有種風にイリオモテヒカリコウモリ (Iriomote-hikari-komori) とでも呼んでおきましょう。

投稿者さんは3度目撃しておりはじめはコウモリ的な印象だったようですがスカイフィッシュまで印象が変化していったようです。

コウモリとスカイフィッシュでは随分と形状が異なりますが、これは生物の飛翔速度があまりに速くはっきりと形を認識するのが困難だった、というのが正直なところでしょうか。

夜間 (21時) であり、都市部であってもこの時間に動物を目撃した場合、正確にその姿を見定めることは困難です、ましてや自然の多い西表島の海岸近くの夜なら尚更でしょう。

いずれにして黄緑色に発光している生物であったこだけとは確かなようです。

仮にその生物がコウモリだとすると、哺乳類ということになりますが、哺乳類に発光するイメージを持っている人は少ないでしょう。

実際のところ生物発光する生物は7000種以上存在するにもかかわらず、脊椎動物で発光器官を持つものは魚類のみ、哺乳類どころか発光しても不思議ではなく感じる両生類ですら発光する生物は (UMA以外で) 発見されていません。

UMA的にはコウモリ (オオコウモリ) と姿の似通った翼竜系のものに発光するものが報告されています、パプアニューギニアのローペンコーデュアー等です。

そういった観点ではイリオモテヒカリコウモリは日本版のローペンと位置付けてもいいかもしれません。

生物発光する未知のコウモリが西表島には潜んでいる、これでもいいんですがもう少しハードルを下げてみてはいかがでしょう?

飛翔する発光生物といえば身近なものでホタルが思い浮かびます。

日本だけで50種以上のホタルが確認されており、昆虫が発光すること自体はそこまで珍しいことではありません。

沖縄県には日本最大の甲虫ヤンバルテナガコガネ (Cheirotonus jambar) が棲息しますしこれが発光すればイリオモテヒカリコウモリの完成です。

というわけでコウモリと見まがうような発光器官をもつ巨大 (体長10センチ前後) な甲虫がイリオモテヒカリコウモリの正体かもしれない、そう考えれば少しは実在する可能性が上がりそうです。







2 件のコメント:

  1. 調光機能ありのLEDライトで照らしていると、高速で移動する物はストロボダンスみたいにみえますしね。コガネムシの類いならよく反射してそう。

    返信削除
  2. 夜光虫が付着した海鳥かも…?

    返信削除