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2024年6月5日水曜日

巨大なイヌとオオカミとハイエナのハイブリッド生物 ~ クロコッタ


■巨大なイヌとオオカミとハイエナのハイブリッド生物 ~ クロコッタ

クロコッタ (Crocotta)。

南アジアのインドと東アフリカのエチオピアに伝わるUMAで、両国間をつなぐ中近東地帯での目撃がごっそりと抜け落ちているのがちょっと不思議ではあります。

さてクロコッタはハイブリッド系UMAですが、突拍子もない生物ではありません。

基本体型は巨大なイヌであり、まずはイヌとオオカミのハイブリッドといわれます。

そこに頭部がハイエナ、ウマのような鬣 (たてがみ)、尾はライオン、明るめの褐色ですがトラのような斑紋を持つともいわれています。

パラノーマルな特徴としては人間の言葉をオウムのように模倣できるというものがあります。

文字だけで見るとその姿は複数動物の一部分を組み合わせたキメラ系UMAに感じますが、z実はその特徴の多くはイヌやオオカミというよりハイエナです。

ハイエナはハイエナ科でイヌ科とは異なりますが、その姿はイヌに大変似ています。

(ブチハイエナ)
(image credit by Wikicommons)

現存するハイエナはブチハイエナナ (Crocuta crocuta)、シマハイエナ (Hyaena hyaena)、アードウルフ (Proteles cristatus)、カッショクハイエナ (Hyaena brunnea) の四種。

それで、クロコッタの各特長を見ていくと、そもそも頭部がハイエナに似ているといい、ウマのような鬣とまではいかないもののハイエナは鬣を持ちます。

シマハイエナの鬣なんて特に立派です。

またブチハイエであればヒョウ柄の、シマハイエナであればストライプ柄とその柄もお好きなものをお選びいただけます。

あとライオンのような尾ですが、ハイエナの尾は短くぼさぼさで、アードウルフは長いんですがキツネのようにフサフサなので、こればかりは現存種のどのハイエナにも当てはまりません。

また残りのパラノーマルな特徴、人間の言葉を模倣する、というのもブチハイエナが人間の笑い声のような特徴的な鳴き声を含め、状況に応じ複雑な鳴き声を使い分けていることに由来していそうです。

(シマハイエナ)
(image credit by Wikicommons)

個人的にはどうもクロコッタの正体はイヌやオオカミではなく、ハイエナの方が近い感じがします。

エチオピアとインドの両方に棲息しているハイエナの種はいませんから、エチオピアはブチハイエナ、インドはシマハイエナと別々のハイエナが元となりクロコッタが誕生したのかもしれません?

しかしこれだとつまらないですよね?

地理的に離れているのは無視するとして、それか中近東地域は絶滅した、と都合よく考え、その正体を絶滅したジャイアントハイエナ (Pachycrocuta brevirostris) ことパキクロクタと考えてみるのはどうでしょう。

パキクロクタは肩高 (けんこう) 1メートル、体重も110キロと推定されており、
もの凄く巨大ではないもののブチハイエナよりふた回りほど大きく、その正体としてはもってこいです。

ただ生息域がちょっとアレなんですが、そこら辺は見逃してやってください。

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