■写真にも撮影された富山のハイエナ ~ カミイチ・ビースト (上市の野獣)
今回は富山県中新川郡上市町 (なかにいかわぐん・かみいちまち) で撮影された謎の生物、カミイチ・ビースト (Kamiichi beast) です。
上市町は富山県東部にある人口1万8千人ほどの町で、冷たい湧き水で締めることで強いコシが生まれる「大岩そうめん」なるものが名物だそうです。
さてカミイチ・ビーストは2023年6月8日、富山のローカルテレビ、チューリップテレビさんで報道された謎の生物です。
撮影したのは「ひとみさん」という方で、コメント共に写真も添付されてきました。
目撃・撮影に成功したのは6月4日の午後1時、その生物は「ハイエナに見えた」といいます。
「お隣の田んぼに突然現れました野生動物。こんな動物が近くにいるなんて怖いなと感じました。ところで、これは何者??」
チューリップテレビさんは「見た目はハイエナ、肌はゾウ」というタイトルでこの生物をを報道していたようです。
さて、写真を見てみましょう。
(image credit: Hitomi via チューリップテレビ)
北米であればチュパカブラ騒ぎを起こす可能性のある見た目です。
2匹写っており、確かに全身の毛はほとんど無く肌が露出しており、灰色がかった皮膚は「ゾウ」っぽさも少しはあります。
ハイエナであればテレポートアニマル (テレポートアニマル = その国・地域に本来棲息していないはずの生物。外来種は除きます) ということになりますが、いうほどハイエナには似ておらず、まあUMAファンであれば疥癬に罹った野生動物であることはすぐに分かるでしょう。
(image credit: Hitomi via チューリップテレビ)
特に今回の場合、全身の毛は抜け落ちているもののまだガリガリに痩せこけておらず (疥癬に罹った動物は進行すると栄養失調でガリガリになります)、また頭部の毛もそこそこ残っていることから特定はしやすいでしょう。
大きさからいって既知の野生動物であればタヌキ (Nyctereutes procyonoides)、アライグマ (Procyon lotor)、ニホンアナグマ (Meles anakuma)、ハクビシン (Paguma larvata)のいずれかである確率が高いですが、どうやらタヌキのようです。
日本では同系のものでゲイセイ・ビーストやサヨ・ビーストなんかがいます。
(参照サイト)
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