■ 東北の山間部にアリクイが現れた!? ~ 山形のアリクイ (カリカワドン)
今日は読者のSさんから頂いたUMA情報です。
みなさんいつもどうもありがとうございます。
Sさん (イニシャル表示だとSさんだらけになってしまってます、ご希望のHNありましたらオリジナルティ溢れるものも是非!) が祖父の体験を祖母から聞いたものだそうです。
系統的にはパラノーマル感はほとんどないテレポートアニマル系です。(テレポートアニマル = その国・地域に本来棲息していないはずの生物の目撃。外来種は除く)
目撃された時期ははっきりしないそうで、1960年代からおそくて1980年頃までの間のどこかということで、まあ、いずれにしても昭和のお話ですね。
Sさんの祖父が、山形県東田川郡庄内町 (ひがしたがわぐん・しょうないまち) の狩川 (かりかわ) 周辺の山へ山菜狩りに出かけたときのことだそうです。
(image credit: Google Map)
山菜取りということもあり、Sさんは3~5月頃のことだと推定しています。
その山菜狩り中に目撃したのが口吻のとても長い生物、特にアリクイに酷似した見た目だったというのです。
祖母から聞いた話では大きさははっきりしないもののオオアリクイ (Myrmecophaga tridactyla) ぐらいだったようです。
その生物は、クマやイノシシのように人間に対し特に敵対的な行動はとらなかったといいます。
また、Sさんの祖父も猟で山に入っていたわけではなく、あくまで山菜狩りであったため銃等は携帯しておらず、その生物を捕獲するようなことはありませんでした。
Sさんの祖父は地元の野生動物には精通しており、しかも目撃した生物がそれなりに大きなものであり、既知動物の誤認ではなかったと確信しているとのことです。
ではこの生物はいったい?
カペロボやタトル・ボトムズ・モンスター、ホラアナウシ (ケイヴ・カウ) 等々、その正体がオオアリクイを彷彿とさせるUMAは少ないながら散見されます。
ですがまあやはり (オオアリクイの生息する) 中南米で目撃されるUMAに多く、生息域的に大きな矛盾はありません (北米のものもありますが)。
しかし今回は日本、しかもかなり寒冷な山形県です。
既知の大型動物を見誤った?
しかし、上述の通り、Sさんの祖父が地元の野生動物に見慣れていること、その動物は彼に対し脅威を感じさせる行動を取らなかったことから、焦って見誤った可能性は低かったと思われます。
しかし上述した通りオオアリクイ、というかコアリクイ (キタコアリクイ・ミナミコアリクイ) もすべて生息域は中南米に限られます。
上述したようにオオアリクイであればテレポートアニマル確定ですが、日本の気候、そして彼らの食性を考慮すると野生化はまず不可能で、万一、動物園やペットとして飼われていたものが脱走したものであれば長くは生きられなかったでしょう。
あるとすれば未知のオオアリクイに似た生物ということになるはずです。
で、オオアリクイにと誤認するような生物は日本に棲息していませんが、敢えて挙げるとすれば比較的吻の長い動物で、しかも疥癬 (かいせん) に罹 (かか) り、特に頭部の毛が抜け落ちてしまった状態の野生動物ですかね。
まあ似ているとは言い難いものの疥癬で毛が抜け落ち、また痩せ細り衰弱したイノシシが一番近いかな。
疥癬が進行し末期ともなると攻撃性もほとんどなくなってしまうでしょう。
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ペットのアリクイが脱走したとかもありますかねー。そう言えば漫画家の鯨川リョウ先生&だんちょ先生ご夫妻がご自宅で飼われているアリクイはグレープフルーツが好物だとか。ペットとして飼う場合、生き餌は必要なく色んな食べ物を喜ぶそうで意外と飼ってる人いるんですよね。
返信削除くまたろうさん、コメントありがとうございます。
削除へ~アリクイをペットにしている人ってそんなにいるんですね。オオアリクイなんかも飼っているんですかね?
オオアリクイはワシントン条約で保護されてるので無理ですねー。となると、大きさの問題がありますね。
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