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2024年10月12日土曜日

バミューダ・トライアングルの魔物はこいつだ!? ~ バミューダ・ビースト


■バミューダ・トライアングルの魔物はこいつだ!? ~ バミューダ・ビースト

サウンド系のUMAもいくつか存在します。

サウンド (鳴き声) だけしか確認されていないものの、その発生源は生物に違いないと考えられ、そのサウンドから体長や姿を推測するといった感じです。

ま、既知動物であればその多くは正しく推測できますが、未知の生物をそのサウンドだけで姿を推測するのはほぼ不可能です。

ですが目撃による制限が解除されているため自由に想像でき、それはそれで面白いジャンルです。

サウンド系UMAで最も有名なものはブループに違いありません。

ブループとは1997年、アメリカ海洋大気庁 (NOAA) によって公式にキャッチされた非常に強力な謎のサウンドで、その生物の全長は215メートルと導き出されました。

先日紹介した同様のミステリアス・サウンド、ジュリアも同系統です。

さてこんな出だしに反して今回はサウンド系UMAではありません。

オカルト系のファンなら一度は耳にしたことのある「バミューダ・トライアングル (Bermuda Triangle)」

バミューダ・トライアングルとはフロリダ半島、プエルトリコ、バミューダ諸島を結んだトライアングル上の海域のことで、この海域では謎の失踪を遂げる船舶や飛行機が後を絶たないといわれています。

この地域を実際に航行する船舶や航空機の事故率が他の海域に比べ本当にどれだけ高い (突出している) のかを示す公式なデータがあるのか分かりませんのでその真偽について今回は触れません。

ま、都市伝説のようなものであっても「バミューダ・トライアングル」なるシンプルかつミステリアスなネーミングもセンスが良く古くから人気があるのも分かります。

取り敢えず、伝えられるようにとても事故の多い海域と仮定して、この海域で起こる事故は合理的な説明がつかないといいます。

遭難した船舶や飛行機がそのまま海の藻屑となったのかどうかも定かではなく、発見されずに終わる (つまり行方不明) ことも多いため、この海域には異次元に繋がる次元の裂け目があるとか、計器を狂わす異常な磁力を発しているとかいろいろな説が提唱されています。

バミューダ・トライアングルに限ってはUMAの出番もなさそうですが実はあるのです。

冒頭のブループやジュリアのように特に謎のサウンドは確認されていませんが、バミューダ・トライアングルの事故を引き起こしている原因を説明するうえで「巨大な生物」が関与しているのではないか?という説があるのです。

そう、ブループやジュリア同様、その結果から生物を導き出そうとする方法で、この仮想上の生物をバミューダ・ビースト (Bermuda Beast) といいます。

船舶を襲うことはもちろん、航空機をも攻撃できることからその生物は陸海空のオールラウンダーでありとてつもない大きさをしているに違いないと理論上推測されています。

普段は海に没しており船舶が通った時に姿を現すタイプかもしれません、但しそれであれば航空機を襲うのは難しいことから体長数百メートルの「超巨大」である可能性が示唆されます。

即ち水中から勢いよく飛び出し低空飛行している航空機に限って「捕食」することができるというわけです。

むしろそれであれば水棲生物にこだわらず、アトモスフェリック・ビースト (クリッター) のように普段空中に浮いているタイプの方がよさそうな気がします。

アトモスフェリック・ビーストは不定形の人間が肉眼で捉えるのが困難な巨大アメーバのような存在であり、船舶、航空機いずれへの攻撃も容易でしょう。

いずれにせよ、バミューダ・トライアングルという「魔の領域」が存在している、という仮定の上で、さらにそれをせつめいする「仮想上のUMA」であり実在するしないをつきつめるような存在ではありません。

仮に存在したとしたらどんなものだろう?と想像して楽しんでください。




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