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2023年2月25日土曜日

オーストラリアのラジャマヌに魚の雨が降ってきた!!!


■オーストラリアのラジャマヌで魚の雨が降ってきたのが確認される

生物が雨のように空から降ってくる現象をオカルト用語で「ファフロツキーズ (fafrotskies) 」と呼びます。

ファフロッキーズの名付け親は未確認動物学者にしてオカルト学者ともいえるアイヴァン・T.サンダーソン (Ivan T. Sanderson) 氏です。

ケンブリッジ大学卒のエリートで生物学や植物学の学位を取得しており、到底信じがたい発言 (体験談) も多いですがおそらくその理由は「商売上」でしょう。

ファフロッキーズのスペル "fafrotskies" は "falls from the skies" を短縮した造語で「空からの落下物」を意味します。

歴史上、今まで数えきれないほどのファフロッキーズが報告されていますが、このほどオーストラリアのノーザンテリトリーにあるタナミ砂漠北端の小さなコミュニティで確認されました。

降ってきた魚は日本ではあまり馴染みのないシマイサキ科のレイオテラポン属 (Leiotherapon) の淡水魚で現地ではスパングルド・パーチ、スパングルド・グランターと呼ばれているレイオポテラポン・ユニコロル (Leiopotherapon unicolor) です。

(レイオポテラポン)

体長は成魚でも10センチには遠く及ばない小魚です。

住民たちによれば嵐と共にこの小魚が降ってきたというのです。

レイオポテラポン・ユニコロルは今回に限ったことではなくファフロツキーズにより降ってくることの多い魚種と言われていますが、その多くは実際に降っているところを目撃されているわけではないようです。

雨上がりに地面に横たわる魚たちを見て「空から降ってきたに違いない」と推測しているに過ぎないのです。

そのほとんどは実は洪水により氾濫した水と共に川を飛び出し、水が引いた際に陸に置いてきぼりにされただけだと言われています。

今回の場合はどうか?

このローカル・コミュニティ、ラジャマヌ (Lajamanu) はレイオポテラポン・ユニコロルが生息する川から随分と離れているといい、洪水説は当てはまらないといいます。

そのため、実際にファフロッキーズが起きたと考えられています。

といっても決してオカルト的なものではありません、竜巻によって川から空へと巻き上げられた小魚 (レイオポテラポン・ユニコロル) がラジャマヌに届けられた可能性が高いと言われています。

地元住民によればまだ生きている小魚もいたということです。

(参照サイト)

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