2019年11月29日金曜日

まるで眠っているような18000年前の子犬の死骸

(image credit by news.com.au)

■まるで眠っているような18000年前の子犬の死骸

タイトルには「子犬」と書きましたが、実際のところ、イヌオオカミかの判別ができない犬科動物の子供の死骸です。

この子犬はロシア連邦サハ共和国の首都ヤクーツク (Yakutsk) のインディギルカ川近くの永久凍土で発見されたもので、18000年前に亡くなったのものと考えられています。

いくら永久凍土から発見されたにしてもずいぶんと保存状態がよく、まるですやすや眠っている子犬のようです。

子犬の分析を行っていたロシアの科学者は、ヨーロッパ最大のDNAバンクを持つスウェーデン古遺伝学センターに子犬のDNAを送りイヌかオオカミかのゲノム解析を依頼したのですが、それでもイヌかオオカミかの判別ができませんでした。

ただしその際この子はオスであることが判明し、この子が発見されたシベリア地域で使われているヤクート語で「友達 (friend)」を意味する「ドゴール (Dogor)」 と名付けられました。

このドゴールという名前には「イヌ」なのか「オオカミ」なのかそれともどちらでもないのか、そういった「不確実性」も含有しているそうです。

さてイヌかオオカミかそのうち分かるかもしれませんが、通常であればゲノム解析で「イヌ」と「オオカミ」を判別するのは容易だそうで、それができないということはもしかするとその両方の祖先に当たる生物の可能性も考えられるとのことです。

見た目は普通の子犬ですがとんでもない発見になるかもしれませんね。

(image credit by news.com.au)

(参照サイト)
news.com.au

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