■兵庫県佐用町に現れた奇獣 ~ サヨ・ビースト (佐用の野獣)
知らなかった日本のUMA、今回はサヨ・ビースト (Sayo beast) です。
目撃されたのは2022年6月中旬。
名前の由来は兵庫県佐用町 (さよちょう) の大木谷 (おおきだに) で目撃されたことによります。
猫より一回り大きく、体は無毛で灰色、四肢は長め、頭部は吻が長く細長い形状をしていました。
(謎の生物の写真)
(image credit: 神戸新聞)
この謎の生物2匹が、庭に置いてあった飼い猫用のキャットフードを貪っているところを目撃されました。
シルエット的には小柄なハイエナに似ており、ほかにもワラビーに似ているといった声も聞かれたとか。
いずれも日本に棲息していない動物であることからテレポートアニマルか?とUMAファンであれば心躍るに違いありません。(テレポートアニマル = その国・地域に本来棲息していないはずの生物)
そのまま謎の生物としてUMAになりかけていたサヨ・ビーストでしたが、幸か不幸か人間が近づいても逃げないという強心臓 (たぶんお腹空きすぎ & 体調不良) であることから楽々と写真撮影に成功。
同県丹波市の県森林動物研究センターに写真を送付しサヨ・ビーストの鑑定を行ってもらったところ、
「ほぼ確実に、疥癬のタヌキでしょう」
との回答。
他にアライグマやニホンアナグマ、ハクビシン等の可能性もあるかもしれません。
UMAの目撃情報を聞くと是非ともその生物の写真を見たいと思いますし、無い場合は、なんで撮らなかったんだ!?と悔しくなるものですが、ありゃあったでこうなるんですよね。
UMA写真に多い、せめて逆光、ピンボケであればもう少し迷うところなのですが逆に残念です。
毛無しのアライグマといえばモントーク・モンスター、21世紀に入って最も注目されたUMAの正体でした。
このサヨ・ビーストもアメリカであればおそらくチュパカブラと騒がれたに違いありません。
(参照サイト)
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