■大分県、波当津のシーモンスター ~ ハッシー
日本にはハッシーというニックネームを持つUMAが現時点で3つ存在します。
元祖であり、もっとも知名度のあるのが1986年、岐阜県羽島市 (はしまし) 内の長良川 (ながらがわ, River Nagara) で目撃されたリバー・モンスターです。
次にハッシーと名付けられたのが2012年3月18日、静岡県浜松市と湖西市に跨る汽水湖の浜名湖 (Lake Hamana) で目撃されたレイク・モンスターです。
今回紹介するのが2019年9月11日、大分県佐伯市の波当津 (はとうづ) で目撃されたシー・モンスターです。
たまたまでしょうが、同じハッシーというニックネームながら、それぞれが川 (淡水)、湖 (汽水)、海 (海水)と異なる生息地というのが面白いところです。
目撃したのは地元に住むHさんという方で船上から目撃したといいます。
(骨格だけなら完璧、マッコウクジラの全身骨格)
(image credit by Wikicommons)
距離にして僅かに20メートル先、クチバシ状の吻 (ふん) とその後方に体の一部が水上に出ており、確認できたその部分で約7メートル、Hさんは水中に没している部分を含め全長12メートルと推測しました。
その後ハッシーは水中に潜ると船の真下を通って水中へと消えていきましたが、船の下を通ると船は恐怖を感じるほど大きく揺れたといいます。
Hさんはこの遭遇に大きな衝撃を受けすぐに港へと戻り暫くの間、船に乗るのを控えたほどだったそうです。
体の一部しか見えなかったものの動きは上下に体を波打たせていたことから海生哺乳類であった可能性が高そうです。
(アカボウクジラの仲間、ヒガシアメリカオウギハクジラ)
(image credit by Wikicommons)
そうなると大きさ的にクジラしかありえませんがHさんの目撃スケッチに描かれたハッシーの吻は非常に細長くこれに該当しそうなクジラは存在しません。
マイルカの仲間は吻が比較的長いですが体長的に全く及びません。
アカボウクジラの仲間は比較的吻が長いですが目撃スケッチ程長くありませんし、体長も10メートルを超えることはありません。
その正体は新種か突然変異したアカボウクジラといったところでしょうか。
(参照サイト)
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