■マカチン空港に現れた妖精?悪魔? ~ マカチン・クリーチャー
アルゼンチン、マカチン空港 (Macachín Airport) に現れた謎の飛翔生物、マカチン・クリーチャー (Macachín creature)。
撮影日時がはっきりしていないものの、旧サイトで取り上げたのが2009年2月なのでそれ以前、おそらく2008年代に撮影されたものと思われます。
アルゼンチンの写真家、ファビアン・ロマーノ (Fabian Romano) 氏によって撮影されたもので、現在では「マカチン空港の野獣 (Beast of Macachín Airport)」と呼ばれているようです。
(ロマーノ氏の撮影したマカチン・クリーチャー)
(image credit by Fabian Romano)
ロマーノ氏によれば、空港の敷地内を飛び回っている謎の生物に気付いたといいます。
しかしその生物は非常に高速で飛び回るため、写真家のロマーノ氏にして撮影は困難を極め、撮影に成功したのはピンぼけながらこの写真1枚だけだったといいます。
この謎の生物の正体を探ろうと彼は生物学者ではなく、なぜかCEUFO (Center for Studies UFO) というUFO調査機関に写真を送付しました。
CEUFOは、安易に「エイリアン (知的生命体・宇宙人)」とは決めつけず、ますはこの写真に写っている生物は「実体」をもつもの、つまり「ゴースト」等のパラノーマルな存在ではなく「実在するなにか」であると判断しました。
しかしこれだけではあまり進展がありません。
そこでCEUFOは州立博物館に鑑定を依頼します。
ロマーノ氏も初めからそうすべきだったと思うのですが。
同博物館の館長、グスターヴォ・ シーゲンターレ (Gustavo Siegentale) さんは、「大変奇妙である」と前置きした上で「これは翼を持つ肉食哺乳類であり、明らかに未知種である」と見解を述べました。
CEUFOは博物館のお墨付きとばかり、今度は警察の特別犯罪捜査局に画像分析を依頼します。
同局にて刑事事件の際に使用されるという当時最先端の画像分析器にかけさらなる調査を行なった結果、「眼窩 (がんか) やクチバシ」を確認、またこの「生物の体長が80センチ」であることが判明しました。
ピンぼけ画像でしたが専門家とハイテク機器の力を駆使し、「体長80センチ、眼窩・クチバシを持つ飛翔性の肉食哺乳類」という結果を導きました。
博物館がこのピンぼけ画像から脊椎動物かつ食性が肉食というのをどのような根拠で導き出したのか不思議でありますが、警察の画像分析による体長80センチも信じがたいところではあります。
というのも、既知・未知に関わらず、80センチの体長に対してあまりに翼の面積が小さ過ぎる (短か過ぎる) ように見えるからです。
(飛翔するハチの姿)
(original image credit by Wikicommons)
体長と羽のバランス、脚の長さ、それに頭部に触角のようなもの見えることから、直感的にはカメラのレンズ近くを通り過ぎた昆虫、特にハチやバッタのように見えます。
実際、防犯カメラ等で妖精写真は数多く撮影されていますが、そのほとんどは昆虫が正体と考えられています。
しかしこの写真からは昆虫と断定することはできないので、未知生物であることは否定できません。
ということで、UMA的に妖精写真ということにしておきましょう!
ちなみにこの写真が話題になった当時、そこから1年かそこらはこの生物の目撃情報が頻発したものの、それ以降は全く音沙汰がないようです。
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小学五年生です。どこからUMAの情報をえているのですか?
返信削除このサイトの大ファンです。こんなたくさんのUMAの情報をどこから得てるのか知りたいのですがどこから情報収集をしているのですか?
返信削除コメントありがとうございます。
削除日本のUMAはUMA本ですが、海外のUMAは海外のニュースサイトや海外の膨大なUMAサイトです。(海外はUMAサイトがとても多いんです)
へぇ!そうなんですね〜。ご返答いただきありがとうございます。
返信削除妖精らしき生物を見たら、とりあえずキンチョールをぶっかけてみるのが1番いいんじゃないかなと・・
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