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2024年12月10日火曜日

グリプトドンは絶滅していない!? ~ タトゥ・アルイアプ


■グリプトドンは絶滅していない!? ~ タトゥ・アルイアプ

南米の巨大ミミズ系UMAミニョコン。

クラシックUMAの中でも代表的なもののひとつで、幅4.5メートル、体長45メートルなどと到底存在しそうもない生物ですがUMAの醍醐味を十分感じさせてくれる存在です。

後に未確認動物学者ベルナール・ユーヴェルマンス (Bernard Heuvelmans) 博士がミニョコンの正体として「水棲グリプトドン (Glyptodon)」を提唱したのは驚きですが、未確認動物学者デイル・A. ドリノン (Dale A. Drinnon) 氏は水棲という点は除きユーベルマン氏の主張をそれなりに支持しています。

実はグリプトドン (に似た生物) の目撃自体はミニョコンの存在とは別に存在します。

グリプトドンは「巨大なアルマジロ」と形容され、アルマジロに似たシルエットをもつ絶滅哺乳類でご存じの方も多いでしょう。

(ドエディクルスの強力なハンマー状の尾)
(image credit by Wikicommons)

ちなみにグリプトドンを含むグリプトドン亜科 (Glyptodontinae) の中でグリプトドンは実は最大種ではなく (3メートル)、ドエディクルス (Doedicurus) の方が4メートルと大きくなりました。

グリプトドンが絶滅したのは僅か1万~1万1千年ほど前、人間とも共存しており絶滅の原因のひとつに人類に狩られたことも挙げられています。

グリプトドンの詳細な目撃情報は決して多くはないのですが、ブラジルやベネズエラから大型のアルマジロにに似た生物の目撃が報告されています。

また、ブラジルの先住民族シングー族 (Xingu people) の神話に登場するタトゥ・アルイアプ (Tatu-aruiap) は彼らの言語で「先祖のアルマジロ」を意味するといわれ、その特徴はまさにグリプトドンを彷彿させる巨大なアルマジロだといいます。

こういった情報をもとにグリプトドンが滅んだのは推測されるよりもずっと後まで生き残っており、さらにいえば現在でも生き残っているのではないか?といった解釈になっています。








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