このブログのメインコンテンツのひとつ、UMAについて簡単に説明します。
UMAという単語に聞きなれない人もいるかもしれませんが、UMAとは "Unidentified Mysterious Animal" のそれぞれの単語から頭文字をとった略語で、「未確認動物/未確認生物」のことです。通常「ユーマ」と発音されます。
これはUFO (Unidentified Flying Object, 未確認飛行物体) をもじった一種の和製英語で、英語圏で使われることはまずありません。
英語圏では未確認動物のことを通常 "cryptid(s) (クリプティッド)"、未確認動物学のことを "cryptozoology (クリプトゾウオロジー)" といいます。
古典的なものではネス湖の怪獣 (ネッシー) やヒマラヤの雪男 (イエティ)、ビッグフット、日本だとツチノコなんかが有名どころではないでしょうか。
UMAとは簡単にいうと「目撃情報があるものの存在が立証されていない野生動物 (もっと平たく言うと「未捕獲の新種の野生動物」(注1))」のことですが、実際のところ都市伝説的・オカルト的要素が強い生物がかなり含まれます。
そもそも未確認動物学という言葉はあれど、体系的に整っているわけではなく、たとえば鬼や河童といった民間伝承的生物や妖怪との線引きもあいまいです。
そういうわけでUMAと呼ばれるものは突き詰められると、ほとんどがアウトです。
ですから「そんなへんてこりんな生き物が目撃されていたのか!」とあまり深く考えず、この現代社会のどこかでひっそりと暮らすUMAたちに寛大な気持ちで接してください!
(注1)
UMAのことを「未捕獲の新種の野生動物」と表現しましたが、実は絶滅したと思われている動物の目撃もUMAに数えられることがあります。
いまだ毎年のように目撃が続くタスマニアタイガーやメガロドン、日本国内ですとニホンカワウソやニホンオオカミなどがそれに当たります。
また、恐竜やその時代に生きた海生爬虫類 (たとえばプレシオサウルス) の目撃もUMAに数えられます。ネッシーなどがいい例でしょう。
0 件のコメント:
新しいコメントは書き込めません。