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2025年6月8日日曜日

丸い足跡を残す獣人 ~ ペ・デ・ガラファ (ボトル・フット)


■丸い足跡を残す獣人 ~ ペ・デ・ガラファ (ボトル・フット)

今回はペ・デ・ガラファ (Pé-de-garrafa)。

南米ブラジルの獣人系UMAで、同じくブラジルのUMA (特にブラジル南部のパラナ州)、マピングアリと同一視する説もありますが、いわれるほど共通点がない、というよりむしろ全く異なる性質を持っており、同一視される理由がよく分からないぐらいなので別物として紹介します。

まあ純粋なUMAというよりは民間伝承的な側面が強く、アメリカのフィアサム・クリッターに近い存在といえます。

さてこのペ・デ・ガラファ、ポルトガル語で「瓶の足」を意味し、英語に直訳しビッグフット風にそのままボトル・フット (Bottle foot) と呼ばれる場合もあります。

ペ・デ・ガラファは体長5フィート (約1.5メートル) の小柄な獣人で、諸説はあるもののヒューマノイド体型、つまり全体的なシルエットは人間に近いともいわれています。

全身は深い毛で覆われており、体毛は真っ黒とも真っ白ともいわれ、腹部に大きな白いヘソ、額には短い角を一本持つといわれています。

なんといってもその特徴はその名が示す通り、まるで瓶を地面に強く押し付けたかのような丸く深い足跡を残すことです。

その足跡は二足歩行する動物の足跡が左右交互に残されるものとは違い、一直線上に等間隔で残されるのも特徴の一つです。

そのため、ペ・デ・ガラファは二本足ではなく一本足だという説もあり、腕も一本、目も一つと、もはや妖怪レベルの姿で描かれることもあります。

他にも足は一本、腕は2本といったものや、とにかくその組み合わせでバリエーションは豊かです。

また小柄ですが彼らが残す円形の足跡はとても大きく、体に比して足はとても大きいようです。

その不気味な姿に反して、基本的には憶病な性質で目撃されることは滅多にないといいます。

但し、決して人間に対してフレンドリーな性質ではなく、もしも遭遇してしまった場合には彼らの弱点であるヘソを狙えばいいといわれています。

ここを狙ってくれとばかりに、弱点のヘソが白くかつ大きいのは滑稽なところですね。

(キタムリキ)
(image credit: Wikicommons)

さて、冒頭で触れた同一視されるUMA、マピングアリも霊長類的な獣人と絶滅した地上棲の巨大ナマケモノの2タイプがありますが、いずれにしてもペ・デ・ガラファとは似ていません。

マピングアリよりもさらに民間伝承的な存在であり、実在する生物と考えるのは困難ですが、唯一UMAとしては現実的なのはその大きさです。

真面目にペ・デ・ガラファの実在を考える必要はないかもしれませんが、一本足・一本腕・目が一つ、なんていう説を排除して小柄な獣人と考えれば荒唐無稽な存在ではありません。

目撃者も存在することから何かしらを見ていることは確かで、南米ブラジルということを考慮するとクモザルの仲間を誤認している可能性はゼロではないでしょう。

イスナチを紹介した時にも触れましたが、クモザル科の最大種、ウーリークモザルのキタムリキ (Brachyteles hypoxanthus) を候補に挙げておきましょうか。

UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


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2025年6月7日土曜日

しつこくまとわりつく白目のない黒い目の子供たち ~ ブラック・アイド・キッズ


■しつこくまとわりつく白目のない黒い目の子供たち ~ ブラック・アイド・キッズ 

今回はブラック・アイド・キッズ (Black eyed kids)。

アメリカの都市伝説に「ブラック・アイド・チルドレン (Black eyed children)」というのがあります。

青白い肌をした子供で、その名の通り、白目や瞳孔が無く、目が真っ黒なのが特徴です。

比較的新しめの都市伝説で、1990年代のいつからか始まったと考えられています。

さて、今回ブラック・アイド・キッズはブラック・アイド・チルドレンのブリティッシュ・バージョンといえるもので、しかも2009年というかなり近年に目撃されたものです。

それでは見ていきましょう。

北アイルランド、ベルファスト近郊のリスバーンに住むキャリス・ホールズワース (Carris Holdsworth) という名の18歳の女性が目撃したものです。

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午前10時45分頃のことでした。

当時私は18歳であまり治安のよくない地域でアパートを借り、一人暮らしをしていました。

そのため、その日、家の近くで見慣れない2人の少年が立っているのを目撃しただけで不安な気持ちになりました。

ひとりは16歳ぐらい、もうひとりは13~14歳ぐらいといったところで、彼らは私に背を向けて立っていました。

ところが彼らの後ろを静かに、そして足早に通り過ぎようとした瞬間、彼らはまるで私がそこを通るのを予知していたかのように同時にくるりと振り向いたのです。

彼らをひと目見て、すぐに恐怖が沸き上がりました。

私は彼らから数ヤード離れたところで立ち止まり、カバンの中に手を入れ催涙スプレーを強く握りしめました。

彼らが少しでもおかしな素振りをしたら、身を守る準備は整っていました。

しかし、彼らは手荒なことはせず、それどころか私が今何を考えているのかを完全に把握しているようでした。


『そんな準備をする必要はないですよ、僕たちはあなたの電話を借りたいだけなんです、お嬢さん』

ふたりはこの辺をうろついてる他のティーンと一見変わりなく、パーカー、ジーンズ、汚れたスウェットを身に着けていましたが、年長の少年が話している間、彼の目を見て自分が彼らに対する恐怖の原因が分かりました。

彼の目は真っ黒で、白目も瞳孔もなかったのです。

私は息をのみ、危険が差し迫っていることを直感し『逃げなければ』と思いました。

とにかく一刻も早く自分のアパートに戻らなければ。

私は彼らの話を無視し、無言で足早にアパートへ向かいながら、カバンに手を入れ素早く玄関の鍵を探りました。

『お嬢さん、お願いです。僕たちの居場所を知らせないと母親が悲しむんです』

年下の少年が私の背中に向かって話しかけてきました。

まだ二人は子供で、彼らの願いを聞き入れてあげたいという気持ちもありましたが、彼らの目はそういった考えを吹き飛ばすほどの恐怖を私に与えました。

逃げなければきっと後悔する結末が待ち受けている、私はそう直感していました。

『ごめんなさい、わ、わ、私は、、、』

恐怖でうまく話すことができず、私は彼らの要求を断り、急いでアパートへ戻ると素早くドアを開け部屋へ滑り込みました。

部屋へ入って少しは安心したものの、心臓はまだ激しく鼓動を打っており、震える手でコーヒーを淹れ、ソファに座りテレビをつけ落ち着こうとしました。

彼らのことを振り切ったものの、彼らがまだそこにいるのかが気になって仕方ありませんでした。

『コン、コン、コン』

ドアをノックする音が聞こえました。

無視していたものの、ドアは何度もノックされました。

私はそっと玄関に忍び寄り、ドアスコープ (のぞき穴) から外を見ると、彼らはまだそこにいました。

しかもふたりは真っ黒な目でドアスコープ越しにニヤニヤしながらこちらを見つめていたのです。

圧倒的な恐怖に包み込まれました。

そして、彼らは私がドアスコープ越しに覗いていることを見抜いており、話しかけてきたのです。

『お嬢さん、決してあなたを傷つけるつもりはありません、誓います』

あれほど恐怖を感じていたにも関わらず、あまりの理不尽さに怒りのほうが上回り、私はドアを開け彼らに向かって叫びました。

『なにが目的なの!?』

『ですから携帯電話を使わせてほしいだけなんです』

年長の子がそう答えました。

『断るわ!』

『電話を借りたいだけなんです、家に入れてください。僕たちはあなたを決して傷つけませんし、危害を加えるようなものも所持していません』

『早くここから立ち去って!』

私はそう叫ぶと、玄関を勢いよく閉めました。

ドアスコープからもう一度彼らを眺めると、まだ彼らはそこにいましたがもうニヤついていませんでしたし、何も言ってきませんでした。

私は急いで部屋中のすべての窓の鍵が施錠されているか確かめ、女友達に電話をかけ今起きていることを話し、家に来てくれるよう頼みました。

友人は10分後に到着しました。

彼女が来てくれて思わず安堵で彼女を抱きしめました。

その少年たちはアパートの近くにまだいたものの、友人を見ると立ち去ったということです。

もう私は引っ越しをしリスバーンに住んでいませんが、いまだに寝る前は必ずドアスコープで外を確認しています。

彼らが何者だったかは分かりませんが、彼らが私に確実に危害を加えようとしており、そして人間ではなかったと確信しています。

今でも思い出すと怖くなります。






2025年6月6日金曜日

モアブに肉食恐竜が群れを成していたという ~ モアブ・アロサウルス


■モアブに肉食恐竜が群れを成していたという ~ モアブ・アロサウルス

今回はモアブ・アロサウルス (Moab Allosaurus)。

アメリカ、ユタ州モアブ (Moab) にある公園内で恐竜に似た生物が目撃されたといいます。

おそらくその公園、アーチーズ国立公園 (Arches National Park) を指しているのではないかと思われますが、定かではありません。

仮に同公園であれば、面積309平方キロメートル、意味はないですが東京ドーム換算6600個分であり、これだけの広さがあればある程度の数の巨大生物でも人目に触れず存在できるに違いありません。

さて、その「恐竜らしきもの」を目撃したと主張する人物によるスケッチを見ると、確かに恐竜っぽくはあります。

(古代人の壁画レベルのスケッチ)

後肢で立ち上がった前傾姿勢、長い尾に体に対し極端に小さな前肢、頭部は相対的に小さく爬虫類的です。

となると、これを仮に恐竜に当てはめると獣脚類に似ています。

複数の目撃者によれば、この生物は群れを成して走り回っていたといいます。

公園の管理官に報告したところ、他の来園者からも同様の報告を受けていたということで、1回きりの目撃ではないことが示唆されています。

これはUMAファンにとっては朗報ですね。

で、この獣脚類に似た特徴を持つ生物の正体はアロサウルス (Allosaurus) ではないかとする説があるようです。

(アロサウルス)
(image credit: Wikicommons)

1頭どころか群れを成して走っているアロサウルスを目撃なんて驚きの光景です。

と、とこらへんを持ってアロサウルス説が出てきたのかはあまりはっきりしていません。

概ね大型肉食恐竜が正体としたらアロサウルスではなくティラノサウルスが候補に挙がるのが定番です。

アロサウルスはジュラ紀最強、ティラノサウルスは白亜紀最強、棲息時代は異なるもののティラノサウルスの方がアロサウルスより大きく、特に現代では人気独り占めの感があります。

スポットライトを浴びる気かが激減しつつあるアロサウルスに注目が集まるのは嬉しいですが、理由が無ければそれはそれで???です。

目撃者が描いたといわれるスケッチはあるものの、洞窟で発見された古代人の描いた壁画レベルでありこれをもってティラノサウルスではなくアロサウルスと断定できるわけもありません。

しかし、これはもしかすると1990年代にアメリカで放映されたモキュメンタリー (疑似ドキュメンタリー)、もしくはドキュメンタリーが元ネタになっているかも?しれません。

1990年代、アメリカ西部のどこかの鉱山でアロサウルスの卵が発見され、それが孵化に成功、成長したアロサウルスが山間部を駆け巡っているらしい、というもので、ユタ州はアメリカ西部に位置し、鉱業も盛んであることからこの説は十分考えられます。


そして、、、夢のない話をすればこれはカンガルーだったのではないかとする説もあります。

ペットとして飼われていたものが逃げ出したと思われる個体がときおり目撃・撮影されており、これらはファントム・カンガルーと呼ばれます。

モアブ・アロサウルスもファントム・カンガルーが正体ではないか?ということです。

真実は如何に?