■鎌倉の謎のヒューマノイド ~ アーモンドアイズ
今回はアーモンド・アイズ。
一般的に「アーモンドアイ (ズ) (Almond Eyes)」とはアーモンド型の目を意味し、美しい目の形容に使われます。
しかし今回紹介するUMA (妖怪?) のアーモンド・アイズはそれとはだいぶ異なり、むしろ不気味の象徴です。
アーモンド・アイズは今から50年以上も前の1960年代後半、鎌倉市郊外で目撃された謎のヒューマノイドです。
一度に3匹が目撃され、身長は人間の子供ぐらい、相対的に頭部が大きくさらに頭頂部が尖っていたといいます。
名前の由来はもちろん彼らの目の形です。
アーモンド形の目をしていたものの、それは決して美しいものではなく不気味なものでした。
彼らのアーモンドの形状の目には瞳 (黒目) はなくその目全体が銀色 (金色という説も) に光っていました。
また顔に対する目の占める割合が高く、つまり目は巨大だったといいます。
四肢はやせ衰えて細く貧弱、彼らはバス停付近に集まりその細い腕で土を掘っているようでした。
ま、このアーモンド・アイズ、一般的に当時の都市伝説と考えられており、目撃できるのはバスに乗車しているときの車窓からのみ、といかにも都市伝説らしい特性も備えています。
完全に創作されたものか、野生動物を見誤ったものか、それともそれらのミックスかは分かりませんが、都市伝説なのでそこまで厳密に考える必要はないでしょう。
古き良き時代の昭和の都市伝説ということで。
ですがUMAサイトですし無理矢理これをUMAとして考えた場合、なにか誤認するような野生動物は存在しないか考えてみましょう?
「瞳がない (もしくは黒目だけ)」という容姿はゴースト系ヒューマノイド (もしくはゴーストそのもの) の定番であると共に典型定期な野生動物の目そのもの (強膜が目立たず黒目がち) であることから、元々は野生動物を誤認したことから始まったとこじつけることもできます。
目が銀色に光っていた、という点も夕方~夜間に動物の目 (網膜の後ろのタペタム) が光に反射して輝いて見えることに当てはめればなんとかクリアできます。
ただ頭部が尖っている動物となると候補を見つけ出すのはちょっと難しいですね、、、
既知動物で一番あり得そうなのは疥癬 (かいせん) に罹り毛が抜け落ち痩せ衰えたニホンザル (Macaca fuscata) の若年個体でしょうか。
彼らが3頭で停留所の土を掘っているのを目撃すればそれっぽくは見えるかもしれません。
また、家族で行動し手先の器用なアライグマ (Procyon lotor) なんかも頭部の特徴はどうであれシチュエーション的には暗がりであれば似たような光景には見えるかもしれません。
ただアライグマが日本で爆発的に増えたのは1990年代後半、ほぼ21世紀以降であることを考えるとその可能性も低そうです。
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鎌倉!海外発祥の怪しい情報なようですが、2018年に鎌倉ヒューマノイドというのが現れていたと聞きます。何か関係があったら面白いですね
返信削除コメントありがとうございます。
削除鎌倉ヒューマノイドなんているんですね!知りませんでした。どんなものか今度調べてみます。
ご情報ありがとうございます。
タマリンなんか頭がベッカムみたいで可愛いですけどね。
返信削除コメントありがとうございます。
削除ああタマリンが三匹いたらそんな感じに見えるかもしれませんね。ただどう転んでも可愛いですけどね。(笑)