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2025年8月24日日曜日

お前らは人間じゃない!人類に紛れ込む偽人間 ~ フェイク・ヒューマン


■お前らは人間じゃない!人類に紛れ込む偽人間 ~ フェイク・ヒューマン(スード・ヒューマン)

「何だ今すれ違ったヤツ……変な雰囲気してたな……。

もしかして人間じゃないんじゃないか?」

さて以前にノット・ディアを紹介しました。

アパラチアの民間伝承系UMAで、その名の通り「鹿じゃない」です。

見た目は鹿そっくりなのに、よく見てみると「なにかが」おかしい。

そもそもノット・ディアは野生動物であるのに人間を恐れません。

違和感は雰囲気だけではありません。

目がひとつであったり3つであったり、蹄の代わりにかぎ爪を持っていたり、人間の手を持っていたり。

彼らは人間を欺こうと無害な鹿に変装しているのです。

その目的は人間を狩るため……。


さて、今回はノット・ディアの人間バージョン、ノット・ヒューマンならぬフェイク・ヒューマン(Fake humans)。

スード・ヒューマン(Pseudo humans)やフェイク・ピープル(Fake people)とも呼ばれます。

呼び方こそ違えど意味はどれもほぼ同じ、「偽人間」です。

― 人間に似ているが、人間ではない ―


ノット・ディアとタイプ的に似ており、人間に偽装しているものの、よーく見てみるとやはり「なにかが」違う。

それは直感的な違和感かもしれませんが、その正体ははっきりしないといいます。

姿形は人間そっくり。

しかし、ちょっとした仕草にズレがある。

例えば、異様に瞬きをしない。

静止している時間が不自然に長い。

呼吸が少ない、あるいはしていないように見える。

精巧に作られた人間型ロボット、あるいは人形のような存在。

フェイク・ヒューマンとは、そんな存在です。

現在、人間型ロボットは驚異的な速度で進化していますが、どれほど精巧であっても、現時点では違和感を察知するのに時間はかかりません。

しかしフェイク・ヒューマンは、それらをはるかに超越するほど人間に近いとされています。

シャドーピープルのような存在とは明確に異なります。

なにしろ外見は、ほぼ完全に人間なのですから。

(シャドーピープル)
(image credit : Skeptoid)

― 都市伝説か、それとも現実の前兆か ―


……とはいえ、もちろんこれは都市伝説です。

人間社会に「人間そっくりの非人間」が紛れ込んでいるという発想は、サイエンス・フィクションの定番でもあります。

映画「ボディ・スナッチャー」などは、その典型例でしょう。

一方で、フェイク・ヒューマンが現実に存在し、社会に溶け込んでいると信じる人々も一定数存在します。

信じるかどうかは、個人の自由です。

冒頭のように、

「今のヤツ、なんかおかしかったな……」

「もしかしてフェイク・ヒューマンか?」

そんなふうに考える程度であれば、UMAと同じくひとつの娯楽とも言えるでしょう。

ただし。

この考えに深くのめり込みすぎると、現実認識に影響を及ぼす可能性もあります。

その点は冷静に線引きしておく必要があります。

― 本当に来るのは「人間と区別できない存在」 ―


興味深いのは、むしろ現実のほうです。

AIによって生成される人間の映像は、すでに実在の人物とほぼ区別がつかないレベルに到達しています。

現時点ではまだ、どこかに違和感を覚えることがあります。

これがいわゆる「不気味の谷現象」です。

しかしその違和感も、あと数年で消える可能性があります。

仮にフェイク・ヒューマンが実在したとして。

我々は観察によってその違和感を見抜ける、と考えがちです。

ですが近い未来、その前提自体が崩れるかもしれません。

違和感すら発生しない「完全な偽人間」。

それはもはや、見抜くことすら不可能な存在です。

人間と区別できるだけ、フェイク・ヒューマンのほうが、まだ“まし”なのかもしれません。

UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


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