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2026年1月2日金曜日

牙が剥き出しの謎の缶詰


■牙が剥き出しの謎の缶詰 

― 世界の奇妙な缶詰 ―

世界中を探せば、日本では考えられないような缶詰がたくさん存在します。

その中でも、ひときわ目を引く缶詰があります。

20年以上前から画像だけが独り歩きしている謎の缶詰。

いったい何の缶詰なのか。

缶の中には、何か生物の上あごが覗いているのです。

ラベルにはキリル文字らしきものが印刷されています。


この文字列で検索してみましたが、有力な情報は見つかりませんでした。


そもそも、実在する缶詰なのかさえ怪しく思えてきます。

― 上あごの牙 ―

(ムベンガことゴライアス・タイガーフィッシュ)
(image credit: Wikicommons)

実在すると仮定すると、この缶詰の中身は魚の水煮であることは間違いなさそうです。

しかし特徴的なのは、上あごから生えている大きな牙です。

この牙の形状からすると、タイガーフィッシュ系の魚のようにも見えます。

― UMAの可能性 ―

普通の魚の缶詰では、ここまで異様な牙を持つ個体は見られません。

もし本当にこの缶詰が存在するなら、これは未確認生物、すなわちUMAの可能性さえ感じさせます。

缶詰という日常的な存在に、異世界の生物の痕跡が閉じ込められているような不思議さ。
見る者に問いかけるのです。

読者の方から過去にこれはニシン系の魚の缶詰らしいというご情報をいただきましたが、それを加味しても不思議な缶詰ですね。


UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


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2020年8月29日土曜日

【食レポ】昆虫食 ~ ポンデギ (蚕のサナギの醤油煮)


■【食レポ】昆虫食 ~ ポンデギ (蚕のサナギの醤油煮)

さて久しぶりの昆虫食レビュー。

ポンデギ。

1年以上前に買って、買ったことすら完全に忘れていたものです。

新大久保にある東南アジアの食材スーパー、「アジアスーパーストアー」さんで購入。

昆虫食はブーム?のためかかなり高額ですが、これは確か280円ぐらいだったような、とても安かった記憶があります。

他にもコオロギ (みたいなやつ) の佃煮やタガメ (メンダー)、昆虫食ではないですがカエル肉とか狭い店内ですがちょっと変わった食材もいろいろ売っています。(昆虫食は多くないです)

エビが好きなのでエビ味噌とエビペースト、お菓子とかいろいろ買った中の一つがポンデギです。

さてポンデギ。

蚕の蛹の醤油煮です。

日本では余り評判は芳しくありません。

昆虫食になんの偏見もない自分が真実をレビューしてみせましょう。

パコン、開缶。

めっちゃ入ってる、、、


いわれるほど臭いは強くないですが、まあ醤油の臭いにちょっと土臭さが加わったような感じですかね。

正直に言いましょう、食欲はそそらない。

皿に取り分けてみますが、1匹1匹が小さいので100匹ぐらい入ってるんじゃないですか?数える気もしないので正確な数は分かりませんが泥の中に、もとい濁った醤油の中に大量に潜んでいます。


こんなにたくさんいらねーよと思いつつ一匹をお口へ投入。

問題のお味はというと。

大騒ぎするほど不味くはない。

醤油煮の缶詰なので味はしっかりと染み渡っています。

全然余裕で食える、けど、美味しくはない。


見た目よりも表皮は歯ごたえがあり、中は柔らかいです。

わかりやすく言うとほぼエビ (桜えび) と同じ食感と言えます。

どことなくエビっぽい味がしないでもない。

ただし2度目となりますが、美味しくはない。

よーく噛んでいると蜂の子に味が似ているような気もしてきます。

うんうん、エビというよりはやはり昆虫同士、蜂の子のほうが近いような気がします。

蜂の子の塩漬けなんて超美味いですからね。

ただしやはり蜂の子とは全然違います、3度目となりますが、美味しくはない。

もう全然減らないんで連続で10匹ぐらい食べてみたんですが、あれ、だんだん口の中に変な臭いが残るようになってきた、お、なんだこれ、なんか臭いような、ん、臭いな、いや完璧に臭いぞ、あ、もう食いたくない。

4度目となりますが、、、

きっと料理したての温かいうちならもっと美味しいのでしょう。

缶詰開けてそのまま食うにはちょっとハードルがあります。

上記の「アジアスーパーストアー」さんは通販もやっていてポンデギは「サナギの醤油煮」という名前で売っていますのでそれで検索してみてください。

食べてみたい方はどうぞ。

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2020年7月19日日曜日

最高級のモンスター・チキン ~ ドン・タオ・チキン (ドンタオ鶏)


■最高級のモンスター・チキン ~ ドン・タオ・チキン (ドンタオ鶏)

あまり紹介していませんが意外なことにニワトリ系のUMAは少なくありません。

スペインのギャロ・デ・ラ・ムエルテ (Gallo de la Muerte)、チェルノブイリのマンモス・チキン、イタリアのポロ・マリーニョ (Pollo Maligno「邪悪な鶏」)、ドイツのエルヴェトリッチ (Elwetritsch) 等々。

そんな中、今回は巨大な足を持つというニワトリ、ベトナムの「ドン・タオ・チキン (Dong Tao chicken,ドンタオ鶏)」の紹介です。

実はこのニワトリ、正真正銘の実在するニワトリであってUMAではありませんが、その姿はUMAに勝るとも劣らない強烈なルックスです。

コアイチャウ県 (Khoai Chau) のドン・タオ (Dong Tao) 地区を原産とするためこの名で呼ばれますが、そのドラゴンを彷彿とさせる極太の足から一般的にドラゴン・チキン (Dragon chicken) やドラゴン・レッグス (Dragon legs) と呼ばれます。

この足は若鶏のことからすでにぶっといのが特徴です。

存在を知らず写真だけ見ればミュータント (突然変異) やUMAと勘違いされてもおかしくありません。

見慣れない姿に少々グロく感じる可能性すらありますが、かつてドン・タオ・チキンの肉は王族のみ食すことを許されたという超高級珍味です。

高級たるゆえんは味もさることながらその希少性です。

その堂々たる体躯とは対照的に非常にデリケートな体質ゆえ飼育には手間がかかり、また成長も遅く出荷までに非常に時間がかかります。

もともと産卵数も少なく1年で60個以下、足が太く抱卵 (ほうらん) に適しておらず、孵化もインキュベーター (孵卵器) の力を借りるのが一般的です。

一般的なニワトリは1ヶ月~1ヶ月半程度での出荷が可能ですが、ドン・タオ・チキンは出荷できる体重 (3~5キロ) に達するまで最低でも8ヶ月かかり、多くは1年程度を要するといいます。

しかもその長い飼育期間、気温の変化に敏感であることから、その飼育環境は常に暖かく保つ必要があります。

手間も暇もコストも一般的なニワトリとは比べものになりません。

これだけの手間暇をかけてまで飼育する価値があるのか?という疑問も浮かぶかもしれませんが、結論を先に言えば十分にあると言えます。

ドン・タオ・チキンは世界最高の家禽との呼び声も高く、特に足が太く見栄えの良い雄鶏は1キログラム当たり600万ドン (約28000円) もするため、体重6キロのオスでであれば1羽168000円もするということになります。

1羽、約17万円ですよ!

さらにベトナムの旧正月テトの時期ともなればさらに取引価格が跳ね上がるといいます。

まさにこれは希少性のなせる技です。

とはいえ現在ではドン・タオ・チキンの養禽技術も確立されてきており、以前よりも入手しやすくなってきているといいます。

(ドン・タオ・チキン料理)
(image credit by VOV5)

しかし買うなり貰うなり、何らかの方法でドン・タオ・チキンを手に入れれば、誰しも美味しいドン・タオ鶏料理を堪能できるかというと、そうでもないらしいのです。

というのもドン・タオ・チキンは通常の鶏肉と比べ固く、ふだんの鶏肉を扱うような調理方法ではその旨味を十分に引き出せないといわれているからです。

希少性に加えその扱いも厄介、ドン・タオ・チキンが伝説的になるわけです。

ドン・タオで30年以上もドン・タオ・チキン料理を供しているレストラン「ヴァン・ハン (Van Hanh)」の支配人ハン氏は語ります。

「この鶏の皮はとても分厚いんです。

ですから調理方法を知らずして美味しいドン・タオ・チキン料理を作ることは不可能なんです。

とにかく難しい。

その点、わたしは代々伝わる秘伝のレシピを受け継いでおり、そこにわたしの経験も加わります。

ドン・タオ・チキンの肉は通常の鶏肉と比べより噛みごたえがあり、よりパリパリしていて、より甘みがあります。

個人的には特にこの鶏の皮の部分が好きなんです。

わたしはドン・タオ出身ですからこの鶏の独特の味をより多くの人に味わってもらいたいと思っています」

(参照サイト)
BAO ANH VIET NAM
VOV5.VN

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2020年6月7日日曜日

ハギス料理の原材料は未確認生物? ~ ワイルド・ハギス



■ハギス料理の原材料は未確認生物 ~ ワイルド・ハギス

スコットランドの郷土料理にハギス (haggis) というものがあります。

皆さんご存知でしょうか?

ヒツジの胃に肉や野菜等の食材を詰め込んで茹でた一種の詰め物料理です。

さて、この詰め物の味の決め手は何と言っても肉です、この肉の正体は一体なんの動物なのか?

(実際のハギス料理)
(image credit by Kim Traynor (Wikipedia))

スコットランドを訪れたアメリカ人1000人にアンケートを行ったところ、さすがスコットランドを訪れるだけあって事前に勉強済みなのでしょう、33%が同名の動物ワイルド・ハギス (Wild haggis) の肉で作られていることを知っていました。

また23%のアメリカ人は実際にワイルド・ハギスを捕獲するためにやってきたと答えています。

いっぽう、日本人にはワイルド・ハギスの認知度はかなり低い可能性があります。

それではワイルド・ハギス (Haggis scotticus) とはいったいどのような動物なのか見ていきましょう、珍しい動物好きの皆さんならきっと興味を抱くに違いありません。

ワイルド・ハギスはスコットランドのハイランド地方 (Highlands) に生息する小柄な哺乳類で、長いタテガミをもつイタチのような姿をした生物です。

現在繁栄しているワイルド・ハギスはすべてのハギスの先祖にあたるヘブリディアン・ハギス (Hebridean Haggis) を家畜化したものが野生化したものの子孫だといわれています。

ヘブリディアン・ハギスはワイルド・ハギスより小柄ですが非常に頑健であり、家畜化によりかつてスコットランドの食卓のメインとなっていたといいます。

しかしこの地へのヒツジの導入と共にヘブリディアン・ハギスの需要が激減、ハギスの家畜業も衰退の一途をたどります。

一時は絶滅の危機に瀕していましたが、18世紀以降にハイランドに導入したものが生き残り現在も繁栄しているというわけです。

ハギスの特徴はなんといっても四肢の長さが均等でないことです。

つまり右の前肢と右の後肢が左のそれよりも短い、もしくはそれの逆、左の前肢と左の後肢が右のそれよりも短いのです。

同じワイルド・ハギスでありながらこの2種類が存在します。

ハギスはいくつかの亜種が知られていますがルイス島に渡ったルイス・ハギス (Lewis Haggis) のみが四肢の長さが均等です。

もともとハギスの四肢が不均等なのは、ハギスたちの生息地域である勾配のきつい斜面に対し横向きにバランス良く立っていられるよう進化したものと考えられています。

勾配の緩やかなルイス島ではその必要がないため四肢は均等になったようです。

なお、前述の通りワイルド・ハギスには2種類存在しますが、この2種間の交雑種は産まれないといわれています。

(ハギスを浸かったハギスパコラ)
(image credit by Aymatth2)

さて料理のハギスに行きましょう。

このかわいいハギスをどうやって料理に使うのか?

実は意外と簡単です。

捕らえたワイルド・ハギスを即座に塩水に入れ数日感浸し柔らかくします。

あとは肉を細かく刻み、野菜や牛脂とともに羊の腸に詰め、茹でるか蒸して完成です。

前述したアンケートの通り、アメリカ人の4~5人にひとりはワイルド・ハギスを実際に自分の手で仕留めたいと思っているようですが、それは自前の用意した新鮮なワイルド・ハギスで舌鼓を打ちたいに違いありません。

もしかするとハギスの中で最も希少で高価と言われるゴールデン・ハギス (Golden Haggis) を狙っているのかもしれません。

しかし、、、残念ながらそれは叶いません。

ハギスなんて動物は存在しないからです。

ワイルド・ハギスもルイス・ハギスもゴールデン・ハギスも、そしてすべての先祖と言われるヘブリディアン・ハギスもただの一度も地球上に存在したことはありません。

ハギスに使われているのは、ヒツジの内臓 (心臓・肝臓・肺)、それにオート麦、スエット (牛や羊の脂肪)、ブイヨン、玉ねぎそしてスパイスです。

日本等、一部の国や地域を除けばあまり内臓を使った料理は一般的ではありません。

内臓を使ったうえ見た目もあまり芳しくないハギス料理をどうにかスコットランドに訪れたアメリカ人に食べさせようと、ワイルド・ハギスという動物の肉で作った偽り一杯食わせたのかもしれません。

(参照サイト)
The Haggis.com
The Guardian

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