■オーストラリアで酔いどれミツバチ連続死
オーストラリアの首都キャンベラにある国会議事堂近くに、まるで酔っ払ってふらふらになったようなミツバチが多数目撃されました。
ミツバチたちは飛ぶこともままならず、そこかしこに墜落していくのです。
ミツバチの大量死はなんらかの伝染病や意図せぬ殺虫剤等によ影響も考えられ、養蜂家にとってただごとではありません。
一気に緊張が走ります。
しかし、この酔っ払ったように見えるミツバチ、実は本当に酔っ払っていることが分かりました。
気温が高いと、オーストラリアのこの地域の花の蜜は発酵していまうため、ミツバチたちは予期せぬアルコール摂取で酩酊状態に陥っていたのです。
ふらふらになったミツバチたちは巣に戻ろうとしても、風紀を乱す要注意人物として、巣の「警備員」に追い払われてしまうのです。
どこかに行って酔いが醒めるまで時間をすごさなければいけません。
人間とは異なり、勤勉なほど (蜜の集める量が多いため) 摂取量が多くなり、中には過剰摂取により急性アルコール中毒で死んでしまうものもちらほらいます。
このミツバチ酔っ払い騒動、殺虫剤が原因ではなく、一時的なものであって養蜂家にダメージを与えるほどではないということで一安心のようです。
(参照)
news.com.au
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