(image by Daily Mail)
一見すると、ミミズにしか見えませんが、カエルやイモリと同じ両生類の仲間、アシナシイモリです。
体長は10センチ程度、大きさ的にもミミズぐらいしかありません。
ミミズトカゲの両生類バージョンといった感じです。
さて、このアシナシイモリはたぶんチキラ・フレリ (Chikila fulleri) という種でインド北東部に生息します。
(image by Daily Mail)
しかし、両生類全体の中でアシナシイモリの占める割合は数パーセントしかない上、特に地中性のものはふだん人目につきにくいことから、非常にマイナーな存在です。
そのため、チキラ・フレリが生息するこの一帯の村人たちもほとんど目にした事がなかったといいます。
存在のみが知られており、いわゆるこのチキラ・フレリの存在はUMA (未確認生物) 状態であったことから、殺傷能力のある小型の猛毒ヘビと恐れられていたといいます。
実際、ミミズだと思って殺したりすると、脊椎動物ですから骨が出てくるわけで気味悪く感じたのかもしれません。
当然、脊椎動物なので骨格を持ち、特に地中性のアシナシイモリは頭部で穴を掘り進むため、頭骨は頑丈です。
目もほとんど退化していますが、皮膚の下に埋もれており光をキャッチすることぐらいは可能です。
さて、このアシナシイモリのチキラ・フレリですが、母性愛が強く卵から子供たちが孵るまで飲まず食わずでそばを離れることはありません。
その期間たるや50日にも及ぶそうです。
(参照サイト)
Daily Mail
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