■ムジンバ・ビーチの生物 ~ オーストラリアン・レッド・ブロブ
謎の漂着物シリーズ。
今回はオーストラリア、クイーンズランド州のムジンバ・ビーチ (Mudjimba beach) に打ち上げられたブロブ (ぶよぶよした物体・生物) です。
体長は25センチ、頭部、四肢やヒレといった顕著な器官が見当たらず、全体に赤みを帯びた体色が目を引きます。。
ちょっと泡がぶくぶくと付着しており気持ち悪いですが、これを浜辺で発見したデビー・ヒッグス (Debbie Higgs) さんはなんとバケツに入れて家に持ち帰り、綺麗に洗ってこの生物の写真と共にツイートしました。
「植物じゃないことは明らか、クラゲみたいにぶよぶよしてるの。
この生物が希少種であるなら水族館に寄贈するし、そうでなければ海に返すわ」
死んでるんで海に返すも何もないと思いますが、これはクジラの胎盤説も出ているものの、おそらくミカドウミウシ (Hexabranchus sanguineus) です。
その真っ赤な体で優雅に泳ぐ姿が、情熱的にフラメンコを踊るダンサーの赤いドレスのようであることから通常スパニッシュ・ダンサー (Spanish dancer) と呼ばれます。
ふつうは体長は30センチ程度ですが、60~90センチと巨大に成長するものもあります。
(参照サイト)
METRO
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