2019年12月1日日曜日

イングランド、マージー川のツチノコ・モンスター (マージー・モンスター)

(image credit by ECHO)

■イングランド、マージー川のツチノコ・モンスター (マージー・モンスター Mersey monster)

イングランド北西部を流れるマージー川 (River Mersey) の川岸に打ち上げられた謎の生物。

寸胴で先細りの尾、でっかいツチノコみたいな体型をしています。

(image credit by ECHO)

発見したのは同僚と歩いていた窓清掃員のショーン・ホール (Sean Hall) 氏。

「ぼくらはアザラシかなって思って近づいてみたんだ。

なにかトラブってるのかなって思ったんだよ、可能なら海に戻してあげようと思って見に行ったわけさ、そしたらもう死んでたよ」

見た感じ子豚の丸焼きみたいで、表皮もパリパリに見えますが、ホール氏によれば触ったところヌルヌルの感触だったそうです。

口および牙らしきものがあることから、写真手前がかろうじて頭部と判別できますが、それ以外、目や鼻、耳といったものはなにひとつ確認できません。

せめて四肢なり胸ビレなりがはっきりしていれば陸上の生物か水中の生物かぐらいは分かるのですが、それすら許されません。

(image credit by ECHO)

ただし、背中に見える突起、先細りの尾の先端の両端に見える突起がそれぞれ背ビレ・尾ビレに見えることからおそらく水中の生物のようです。

リバプール大学の海洋生物学講師、レオニー・ロビンソン博士 (Dr Leonie Robinson) に写真を見せてこの生物の特定を仰ぐと、

「残念です、がこれだけ腐敗が進行していると生物を特定する特徴がほとんど失われています。

生きていれば特定は容易だったでしょう。ですがお持ち頂いた画像ではイルカ類から大型魚までなんとでも言えてしまいます。」

英国動物虐待防止協会 (RSPCA) の見解では「クジラ類、おそらくイルカ (dolphins) かネズミイルカ (Phocoena) の仲間でしょう」

とのこと。

頭部を見た限り、イルカといった感じです。

頭骨を調べれば分かるでしょうが、専門家はあまり興味もないようでこの程度の見解で終わっています。

(参照サイト)
ECHO

(関連記事)



 タイの漁師が撮影した謎の水中生物




 ポート・マッコーリーの謎の口




 武漢の巨大ヒキガエル ~ ウーハン・トード

0 件のコメント:

コメントを投稿