■衝突間際に消える ～ シーモアのゴーストチキン (ファントムチキン)
今回はＵＭＡというよりは、ゴーストもしくは超常現象・自然現象といえるものです。
まあ動物系のゴースト・ストーリーなのでＵＭＡのひとつとしてお読みください、ＵＭＡ自体も捉えどころがない存在ですし。
アメリカ、ウィスコンシン州にある人口４０００人ほどの小さな町、シーモア (Seymour)。
このシーモアにあるチキン・アレイとシェイディ・ロードの角に不思議なニワトリの都市伝説があります。
それがいつから始まったものなのかは定かではないものの、おそらく歴史はそれほど古くなさそうです。
決して大きな町とは言えないものの、夜だからと言って滅多に人が通らない、そんな寂しい場所ではありません。
車や人の往来もふつうに見られるごく一般的な通りです。
そんなどこにである道ですが、ここには場違いなことにニワトリが出没します。
ニワトリ自体、全く珍しくもなんでもない生物ですが、一部で野生化していることはあるものの基本的に自然界にはおらず、ましてや道路でニワトリに遭遇することなんてありません。
しかしそれに反しチキン・アレイとシェイディ・ロードにはニワトリが現れます。
現れる直前には悲鳴のような声が聞こえるともいわれています。
突如現れるニワトリ。
予想だにしないニワトリの出現に運転手は避けきれず敢え無く衝突、、、
しかし衝突の直前、ニワトリは霧のように消えてしまうといいます。
衝撃はなく、車を停め、後ろを振り返ってもやはり轢かれたニワトリの姿はもちろん存在しません。
このニワトリをファントム・チキンといいます。
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