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2026年1月4日日曜日

西アフリカの人喰い巨大ハイエナ ~ ソワラ


■西アフリカの人喰い巨大ハイエナ ~ ソワラ

今回はソワラ (Sowara) です。

ハイエナ系のUMAで、ハイエナと聞くと一見地味~な感じですが、大きさはUMAらしくバグっており、しかも実在性も兼ね備えなかなか興味深いUMAといえます。

同系では東アフリカのクロコッタがいますね、それでは見ていきましょう。

- 西アフリカに潜む巨大ハイエナの噂 -


ソワラはマリ共和国、リベリア共和国、コートジボワール共和国等々、西アフリカ諸国の広範囲で目撃されるハイエナ系のUMAです。

西アフリカですから、ハイエナが目撃されるのは全く珍しいことではありませんが、地元民は既知のハイエナとは「大きさ」も「強さ」も段違いであり、決して既知のハイエナの誤認でないと強調しています。

フランス人探検家、シャルル=アレクサンドル・マリー・セレステ・ドローヌ (Charles Alexandre Marie Céleste (Ollone) d'Ollone) 氏が19世紀末から20世紀初頭にかけ東アフリカを滞在中、地元住民たちからこのソワラなる悪名高い巨大ハイエナの噂を聞きつけます。

ソワラは「人喰い」であり、実際、小屋で休息していたフランス人軍曹がソワラによって殺されたという話も耳にしました。

- リベリアの「悪魔」シルク -


ドローヌ氏がソワラの噂を知ったころ、イギリス人探検家、ハリー・ジョンストン卿 (Sir Harry Hamilton Johnston) がリベリア共和国を訪れた際、西アフリカの先住民族マンディンカ族から「シルク (siruku)」という怪物の噂を聞きます。

シルクは縞模様で「巨大な犬」に似ており「人喰い」だといいました。

もしやシマウマでは、、、?

シマウマはアフリカ全土に棲息しているようなイメージを持つ人も少なくありませんが、意外と偏って棲息しており、主にアフリカ南東部の限られた地域に棲息しています。

もちろんリベリアには生息していません。

ジョンストン卿はマンディンカ族にシマウマの絵を見せると「そうだ、これがシルクだ」と答えました。

ジョンストン卿は彼らにシマウマの生息地や、彼らが現存する生物であることを説明しましたが彼らは首を立てには降りませんでした。

「それとは違う、シルクはリベリアに棲息する生き物だ」

- 巨大な足跡と未知生物の可能性 -


1986年、UMA系の名著「幻の動物たち」の著者で有名なフランス人未確認動物学者にして鳥類学者のジャン=ジャック・バルロワ (Jean-Jacques Barloy) 氏に1枚の巨大な足跡の写真が送られてきます。

バルロワ氏はそれが何の動物であるかの特定はできませんでした。

未確認動物学者ベルナール・ユーヴェルマンス (Bernard Heuvelmans) 氏はその形状からハイエナと同定するものの、あまりに大き過ぎ、通常のハイエナの3倍もあることから既知種でないことを確信しました。

- 5つ目のハイエナか? それとも古代の亡霊か? -


ジョンストン卿は、ソワラとシルクは同一種である可能性が高いのではないかと考えました。

目撃が多発する地域や特徴を考えるとそれは自然な考え方かもしれません。

現生最大のハイエナであるブチハイエナ (Crocuta crocuta) の絶滅亜種、ホラアナハイエナ (Crocuta spelaea) を候補に挙げています。

史上最大級のハイエナではありますが、100キロを超すようなことはなくライオンやトラのようなハイエナではありません。

ユーヴェルマンス氏はロマン派タイプなのでハイエナではなくサーベルタイガーの生存説を推していたようです。

- ソワラの正体とは? -


ジョンストン卿はホラアナハイエナ、ユーヴェルマンス氏はサーベルタイガー、いずれも絶滅種でありUMAの正体として考えるには定番です。

現実的なところではホラアナハイエナよりブチハイエナの「超」大型個体、但し、シマウマの絵を見てこれこそシルク (ソワラ) と答えたことから未発見の5種目のハイエナかもしれません。

国を跨ぐ広範囲で目撃されることから、もしかするとブチハイエナよりも一回り大きいホラアナハイエナが本当に生き残っているかも?

UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


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