■フェイエット・カウンティ・ドラゴン
2012年3月28日23時45分、アメリカ、ペンシルベニア州のフェイエット郡 (フェイエット・カウンティ, Fayette Count) で今までにあまり目撃されたことのないような奇妙な巨大生物が目撃されました。
いわゆる大型のトカゲに似た外見的特徴を有していることから、この怪物はフェイエット・カウンティ・ドラゴン (Fayette County Dragon) と呼ばれます。
目撃した男性によれば、その怪物は地上から僅か55フィート (約17メートル) 程上空を飛翔していました。
真夜中であることから初めは何かよく分かりませんでしたが低空飛行時に玄関に取り付けた人勧センサーのライトが反応し、その全貌を見ることとなりました。
頭部から尾の先まで体長はおよそ22フィート (約6.6メートル)、腕と体を繋ぐ被膜を広げた横幅は18フィート (約5.5メートル) ほどだったといいます。
巨大生物ひしめくUMA界としては特段大きくありませんが、飛翔する生物、しかも鳥以外の生物としてはバカでかい大きさです。
体は全体的に黒ずんだ赤褐色、腹部側からの観察のせいかもしれませんが鱗は確認できませんでした。
前肢の指先には爪があり、その指の先端から腹部側面にかけて三角状の翼で繋がっていました。
男性によればその翼はコウモリのような薄い皮膜には見えず、もっと分厚く丈夫そうだったといいます。
後肢は翼がない代わり爪の間に水かきのような被膜で繋がっており、幾ばくかの浮力に寄与していたことでしょう。
後肢の後ろから尾にかけても補助的なヒレのような翼が両側についているのも確認できました。
尾はそれほど長くなく、先端はひし形の突起物がついていました。
その怪物は男性に気付いたのかまるで男性を避けるように羽ばたきを速め通り過ぎ去りました。
時間にして20秒ほどだったといいます。
さてこの巨大な空飛ぶトカゲはいかに?
(スマトラトビトカゲ (Draco taeniopterus))
(image credit by Wikicommons)
空を飛べる (実際には滑空のみ) トカゲは実在しており、トビトカゲ (ドラコ, Draco) の仲間がそれに当たります。
肋骨が体の左右に極端に長く成長し、前肢と後肢の間をその長い肋骨が経由し被膜を張って最大200フィート (約60メートル) 滑空することができます。
しかしトビトカゲの仲間は総じて体が小さく、8インチ (約20センチ) ほどしかありません。
トビトカゲを誤認した可能性はゼロに等しいと考えます。
既知生物であればやはりオオコウモリや鳥類ということになるでしょう。
トカゲと似ていたということからオオコウモリを誤認した可能性はあるかもしれません。
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