■【食レポ】昆虫食 ~ ツムギアリ
今日は買いだめ昆虫食、消費シリーズ、ツムギアリ (Oecophylla smaragdina) です。
ハチノコが美味しかったので同じハチ目のアリは期待のかかるところです。
今回もタイランド・ユニーク社 (Thailand Unique) さんの昆虫食シリーズで、「Edible Queen Weaver Ants (食用女王ツムギアリ)」です。
本当は「Canned Queen Weaver Ants」という缶詰タイプのものを注文したのですが袋詰タイプのほうが送られてきました、中身は同じなので別にいいですけど。
2.90ドルだったので日本円で約324円です。
セール時に買ったので特に安かったのですが、今買うと定価6.60ドルなので736円ぐらいとわりと高価な部類です。
日本では同じものが「食用 女王ツムギアリ」として1990円で販売されておりかなり高額食品となっています。
パッケージのツムギアリは胸部・腹部がピスタチオグリーンに染まり美しいですが、実物はややグリーンがかった個体も入っている、といった程度で全体としてはほぼ淡い茶色です。
乾燥により色落ちしてしまうのは仕方ないですかね。
こちらの内容量はわずか10グラムですが、なにせもともと軽いアリをさらに乾燥させているわけですから一匹一匹が軽い軽い、かなりの量が入ってます。
一匹ずつ食べていたら日が暮れてしまいます。
謎としてはこの100匹以上入っているツムギアリが全部女王アリなのか?という点で、そんなに集められるものかよく分かりません。
さてお味の方は、、、
前回食べた「幼虫ミックス」はほとんど味もないし、口内がパッサパサになるだけでやや期待はずれでしたが、ツムギアリは塩の乗りもよく幼虫ミックスのミールワーム、カイコ、スーパーワームよりは美味しいです。
ドライタイプでももう少し大きめの昆虫であれば旨味が感じられるかもしれません。
「アリ = ギ酸」のイメージから苦味があるのかな、と思いましたが皆無です、というか塩味なかったらほとんど味のない可能性があります。
欠点としては、もともと小さく、バラバラ殺人事件を起こしている個体も多いため、虫食ってる感が弱めというところです。
味も決して不味くはないので昆虫食のプロになりたい方の練習用にはお勧めです。
(関連記事)
■ 食用芋虫 ~ シアワーム はいかが?
■ ヒアリの猛毒伝説は本当なのか?
■ 触れたら最期、拷問アリ ~ アロメルス・デケマルティクラトゥス
■ アリをイチゴに変え死を招く寄生虫 ~ ミルメコネマ
ほしえびみたいなもんかなあ?
返信削除少し似てます。ただ食感が干しエビほど表皮のクチクラ感というのですかね、固さを感じません。それに干しエビのほうが美味しいですw
返信削除