■謎の言葉を遺し、バーで消えた男
今回はグリッチ・イン・ザ・マトリックス。
実際のところ、グリッチ (バグ) というよりは、単なるホラーストーリーといった感じではありますが、シンプルながら、というかシンプルだからこそ不思議な話です。
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20歳ぐらいのころの話です、私はアトランタ (アメリカ、ジョージア州) の都心部で一人暮らしをしていました。
大学に通っていましたが、一人暮らしは寂しいもので、時々近くのバーに行っては読書をしていました。
そしてある晩のことです、それはハロウィン前夜、私はいつものバーにきていました。
すると隣に座った男性が私に話しかけてきました。
彼は私より少し年上のようで、ブロンドのとてもフレンドリーな人物でした。
30分ほど他愛もない雑談をしていましたが、突然真剣な表情になり私の方を見てこう言ったのです。
「君は今すぐこの場を離れた方がいい」
そういうと彼は私の前から「消失」してしまったのです。
いなくなってしまった、、、
私は怖くなり、彼の言葉に従い、バーから出ました。
翌朝、駅へ向かう通学途中、昨夜のバーの前を通りかかると、バーは犯罪現場に張られる黒と黄色のテープ (バリケードテープ) が張り巡らされていました。
そして多くの警官たちがいました。
野次馬の一人に何があったのか尋ねると、前の晩、トイレで男性が殺害されたというのです。
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冒頭に書いた通り、とてもシンプルなゴーストストーリー系グリッチ。
大学生の横に座った謎のブロンドの男性の正体は?
未来から来た?
殺人事件と直接関係のある人物、だとすれば被害者?いやそれとも加害者?
ブロンドの男性が被害者だとすれば彼はすでに大学生と話していた時には殺されていたゴースト?
逆に加害者だとすればこれは全くパラノーマルなストーリーではありません。
そもそも彼は消えてしまったというが、大学生は本当に彼と話していたのか?
酔っていたための記憶違い?
話していたものの、ちょっとした隙を見て単にその場を去っただけかもしれません。
シンプルなだけにいろいろな想像を掻き立てるストーリーですね。
(参照サイト)
reddit/r_colo
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