■謎の漂着死骸 ~ セント・へレンズ・ビーチの怪魚
時事ネタの小ネタもちょくちょくおまけに挟んでおこうと思います。
謎の漂着死骸系UMAです。
オーストラリア、ヴィクトリア州ジーロング (Geelong) のセント・へレンズ・ビーチ (St Helen's Beach) に怪魚の死骸が流れ着いたといいます。
大きく穴の開いた眼窩が不気味です。
発見したのは飼い犬の散歩をしていた女性、ジェム (Jem) さん。
ちゃんとスマホで動画撮影もしており、ただの目撃証言だけではなく証拠もちゃんと残していますが、周りに比較するものが乏しく怪物の大きさがイマイチ把握できません。
おまけにこの生物について「巨大」「大きい」「不気味」と全くヒントにならないコメントに終始しており、本当に巨大だったのか?と疑われる始末です。
まあ、おそらくインタビューで目撃した時の状況を聞かれただけなので、単に感想を述べたにすぎないかとは思われます。
(ゴライアス・グルーパーことイタヤラ)
(image credit: Wikicommons)
しかしそのため大きさすらはっきりと分からないことから複数の専門家に特定を求めるも混乱しています。
ジェムさんの「巨大魚」というコメントを信じて鑑定した海洋生物学者ローレンス・クレベック (Lawrence Chlebeck) 氏は「大きさから判断すると」マグロやタマカイ (Epinephelus lanceolatus) 等、ハタの一種ではないかと推測しました。
一方、彼女のコメントを完全に無視しその形状だけで判断したクイーンズランド大学海洋科学センターのシェリダン・ラビット (Sheridan Rabbitt) 氏はフグの仲間、特にハリセンボンではないか?と推測しています。
ただハリセンボンは大きくても40センチ前後であり、画像を見た限りそれ以上の大きさはあるように見えるので違うんじゃないかと。
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