■エリート教師が目撃したUFO ~ オールド・セイブルック・ブロックヘッド
アメリカ、コネチカット州のオールド・セイブルック (Old Saybrook)。
オールド・セイブルックは海に面した人口1万人程度の小さな町です。
1957年12月16日、この町でかなり突飛なUFO目撃事件がありました。
しかも目撃したのが名門エール大学で修士号を取得しているエリートにして元女性教師、メアリー・M. スター (Mary M. Starr) 夫人であったため余計に驚愕された事件です。
その日もいつも通り22時ごろに就寝しましたが、午前2時過ぎ、寝室の窓から差し込む強烈な光に眠りを妨げられました。
何事かと夫人は起きて窓から外を眺めるとそこには信じられない光景が広がっていたのです。
「はじめは故障した軍の飛行機が不時着しているのかと思いました。
しかしよく見てみるとそれは葉巻型の物体で宙に浮いており、とても強い光を発していました。
四角い窓がいくつかあり、その内部になにかがいるのが確認できました。
身長は3フィート半~4フィート (約1~1.2メートル) と小柄でした」
スター夫人が見たのは紛れもなくUFOで、長さ (横幅) は20~30フィート (約6~9メートル) 家から僅か10フィート (約3メートル) という至近距離に地面から5フィート (約1.5メートル) の高さに浮いていたのです。
内部には2つの人影が見えました。
頭部は透明なキューブ状 (おそらくはヘルメット) でその内部にオレンジ色を帯びた赤い球体が入っていました。
この特徴的な頭部からこの生命体はオールド・セイブルック・ブロックヘッド (Old Saybrook Blockheads) と呼ばれます。
ブロックヘッドは裾の広がった服を着用しており足の部分はUFOの窓枠から見切れていたため、どのようなものであるか判断できなかったといいます。
さらにその2つのブロックヘッドとは別にもうひとつのブロックヘッドが現れたといい、最低でも3人の搭乗者がいたということになります。
3体目のブロックヘッドが現れた時に夫人はよく見てみようと身を乗り出しましたがUFOの窓が閉じてしまい中が見えなくなってしまったといいます。
UFOは5分ほどホバリングしていましたがやがて上空へと消え去りました。
どうでしょう?かなり独創的なエイリアンです。
信じ難い話ですが名門大学を卒業した元教師というステータス、またUFO目撃事件を捏造しても彼女にはデメリットはあれどメリットがないことから、なに一つ物的証拠はないにもかかわらず信憑性の高いUFO目撃談として語られています。
こういったときの職業ステータスの力の強いことといったらありませんが、話を捏造した可能性は確かに低そうです。
では丸まる信じられるかというと、驚くほどの至近距離での目撃ながら、真夜中にしかもひとりでいたにもかかわらず全く怯えていないどころか大胆な行動 (身を乗り出してまでUFO内を確認しようとした) に出ているといった点はやや不自然な気もします。
なにせ彼女はこんな話、誰も信用してもらえないだろうと目撃から半年以上もの間誰にも話していないほど普段は冷静沈着な常識人なのですから。
おそらく「捏造はしていない」しかし物的証拠がなく、かつ他に目撃者が一人もおらず「信憑性が疑わしい」
こうなってくると、多くのUFO目撃事件でいわれることですが、物的証拠がない以上、やはり幻覚であった可能性は否定できないのではないでしょうか。
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