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2026年2月21日土曜日

イタリア、ポー川に生息!多足の巨大爬虫類 ~ ゴロー(ゴーロ・モンスター)


■イタリア、ポー川に生息!多足の巨大爬虫類 ~ ゴロー(ゴーロ・モンスター)

イタリアに流れるポー川の中流に、ゴローという村がある。1975年6月中旬、この村で、世にも怪奇な珍獣が目撃された。 しかも一回だけではない。多数の人によって、数回も目撃されている。そのため、地元の新聞でも盛んに報告された。

目撃された地名にちなんで「ゴロー」と名付けられたその珍獣は、全体の形はトカゲに似ていて、体長は約3メートル。さらに不気味なのは、たくさんの小さな足が付いている。そのうえ、不格好な舌をぶらぶらさせている。まるで足の生えた大蛇である。

もっとも、地元ですら、否定的な意見も強い。遊園地か動物園から逃げたワニが野生化したのではないかというわけだ。 しかし、ゴロー地方の冬は寒い。さらに、ゴローは、1975年以降にも目撃されている。

ゴローがワニだったら、冬を越したことになるのだ。ゴローの存在を信じる人たちには、熱帯でしか生きられないワニが冬を越すことができるわけがないと、反論している。

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今回はゴロー

あまり有名ではないですが、日本のUMA本では散見される謎の生物。

冒頭は『「幻のモノ」がハッキリする本(びっくりデータ情報部[編])』から引用。

海外では情報が見つからず、これも日本のUMA本限定、、、

― ポー川とゴロー ―


まずは怪物が目撃されたというポー川とゴローという名の村について。

ポー川(Po)は本サイトでも何度か登場している実在する川で何ら問題はありません。

イタリア最長の川として知られ、総延長は650キロメートルにも及びます。

問題はゴローという村。

いくら探しても出てきません。

しかも妙に日本人の名前を彷彿とさせる響き。

やはり日本のUMA本の創作で決まりでしょう――

― ゴローという村 ―


しかし、、、

イタリアのエミリア=ロマーニャ州フェラーラ県にはゴローではなく「ゴーロ(Goro)」という自治体が存在します。

そのスペルから、昔のUMAでは「ゴロー」と訳してしまったに違いありません。

ゴーロは、日本のUMA本のように「イタリアに流れるポー川の中流」には位置していませんが、アドリア海に注ぐポー川の河口に位置しており、ちょっとした表記揺れかもしれません。

そしてそれならばと調べたところ――

― ゴーロ・モンスター ―


存在しました、ゴローならぬ「ゴーロ・モンスター(Goro monster)」

イタリアの三大主要紙のひとつ、ラ・スタンパ紙に掲載されていました。

1867年に創刊された歴史ある新聞で、決してガセネタ満載のタブロイド紙などではありません。

それでは当時(1975年6月28日・29日号)の記事の内容を見てみましょう


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イタリアの恐竜?:ゴーロ・モンスター(1976年)
著:エドアルド・ルッソ

厳密には伝統的な海竜や淡水の怪物に分類されるものではないが、イタリアの運河に現れた「遠吠えを上げる生物」は、奇妙な水生生物の記録に名を連ねる価値がある。

1975年6月、ヴェネツィアからポー川を挟んだ対岸に位置するゴーロ近郊の農場で、マウリツィオ・トロンビーニがトマトの苗の手入れをしていたところ、草むらで何かがガサゴソと音を立て、驚く農夫の脇を通り過ぎていった。この生物は報道機関によって即座に「ゴーロ・モンスター」と名付けられ、その年の長く暑い夏のイタリアで一躍時の存在となった。

トロンビーニ氏の証拠によれば、その生物は「足のある大きな蛇」のようで、体長は約3メートル、太さは犬ほどもあったという。10フィート(約3メートル)を超える巨体に、「不気味で意地の悪そうな、ぶらりと垂れ下がった舌」を持っていた。

地元の警察署(憲兵駐在所)の責任者であるスターケッリ曹長(または准尉)は、トロンビーニの興奮した報告を真剣に受け止め、フェラーラの当局へ電報を送った。ほどなくして警察や兵士たちがトマト畑を調査し、幅20センチメートルほどもある奇妙な足跡を計測している。

ゴーロ・モンスターはそれ以前にも数回目撃されており、一見すると「突然変異した多足のムカデ」のような姿だという。夜にはオオカミの遠吠えに似た鳴き声を上げると報告されている。

地元住民は、この怪物はヴェネツィアからやってきたのだと主張している。一方で、事情に詳しい「専門家」たちは(未確認現象研究家のフォートやサンダーソンなら鼻で笑うような)分かりきった説明に飛びついた。いわく「その正体は動物園から逃げ出したワニであり、それが運河の環境に適応し、トマト畑での採餌を楽しんでいるのだ」というものである。

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― 正体は? ―


「突然変異した多足のムカデ」という表現が判断の分かれ道ですね。

ここを「ムカデのような細長い体型」と解釈するか、日本のUMA本のように「たくさんの小さな足が付いている」と解釈するか――

後者はちょっと非現実的ではあるものの、UMAとしては興味深く、爬虫類とムカデのハイブリッド系という極めて異質な存在となります。

個人的には、ワニ、もしくはオオトカゲ系の大型爬虫類だった可能性が高いと考えています。

しかし、それが本当に何だったのかを、今となって確かめる術はありません。

1975年の夏、ゴーロ近郊の畑で、人々は「足のある大蛇」を見た――

ただそれだけ。

その正体がなんであれ、怪物は確かに目撃された――

ゴーロ・モンスターとは、そういう存在なのです。

UMA探しの旅は終わらない (国内外1000体以上のUMAが待っています)


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