■ドライブ中の瞬間的タイムグリッチ ~ ロスト・アワー
今回はグリッチ・イン・ザ・マトリックスの話。(グリッチ・イン・ザ・マトリックスの詳細についてはこちらをご参照ください)
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「10年前、二人の友人とドライブした帰りのことです。ちょうどその時、両親から電話がかかりいつ頃家につくのか尋ねられ、あと25分ぐらいかな、と答えました。
電話を切ってから1分ぐらい、車はカーブを曲がると満月が眼下の湖を照らしているのが見えました。夜も遅かったので道路を走っている車は私たちだけでした。
と、突然、車内が真っ暗になりました。ダッシュボードの機器全て、メーターもヘッドライトもかけていた音楽CDも止まりました。すぐ再びCDはまわり始めましたがリセットされて局は冒頭に戻っていました。
すると400メートルほど先に、さっきまでは私たちしか走っていなかった道路に警察がおり、1台の車が停められ検問中でした。
遅い時間だったこともあり自分が一瞬眠くて気を失ったのかと思いましたが、そう考えるには奇妙過ぎました。車を運転して友人はCDの音量を下げてこういいました。
「こんなこと今まで体験したことがあるか?」
私が一瞬気を失ったわけではなかったようです。一緒に後部座席にいたもう一人の友人は助手席に移動し「俺も一瞬寝落ちしたのかと思った、、、」私と同じ考えだったようです。
時計を見ると先ほど両親から電話があった時から1時間経過していることに気付きました。車の電気系のトラブルで時計までくるってしまったのだと思い、時計も時刻を合わせ、ダッシュボードのライト、ヘッドライト、計器類全てをいったん切って全てリセットしました。
奇妙に思いながらもドライブを再開、両親に告げた通りちょうど25分で自宅に着きました。
しかし、、、家について時計を見ると両親に告げた時間から1時間25分経過していることに気付きました。
あの一瞬の車の停電で1時間失われていたようなのです、、、しかしどうしてそんなことが起きたのかいまだにその理由が分かりません」
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気付かぬうちに失われた時間、いわゆるタイム・グリッチです。
全ての電気系が止まってしまったのはたまたま車の不具合が起こったためと片付けることが出来ます。
時間についてはどうでしょう?
失った時間がちょうとぴったり1時間ということもあり、確率は低いものの3人の友人が全て1時間勘違いしていたということはあり得るでしょうか。
例えば一人が「PM10時45分だね」といえば長針しか見ないため実際は11時45分だったとしても気付かなかったかもしれません。
ドライブ旅行の帰り、しかも夜遅かったこともあり疲れていれば勘違いも起きやすいでしょう。
ただ両親はどうだったのか?両親も「25分で着くといったのに1時間半もかかったじゃないか」といった話があればこの限りではありません。
(参照サイト)
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