(プラター氏の目撃スケッチ, image credit by Don Prater)
■新種の哺乳類か?ミュータントか? ~ クリーチャー・フロム・カリッジ
「はじめに断っておくが、そのとき酒は一滴も飲んでない!」
こう語るのはイギリスのウエスト・バークシャーに住むビジネスマン、ドン・プラター (Don Prater) 氏67歳。
プラター氏が謎の動物を目撃したのは2012年10月3日16時頃のことです。
「婦人会ホールの裏手にある通路に沿ってエルミタージュに向かって犬の散歩をしていたんだ。
歩道を左に折れて25ヤード (約23メートル) ぐらい先に2匹の動物がいたんだ。
一匹はふつうの猫のようだったけど、もう一匹を見て驚いたのさ。
暗灰色のそいつは頭の先までで2フィート (約60センチ) ぐらい、でも鹿みたいな顔をしてるんだ。
首が8~10インチ (約20~25センチ) ぐらいあって白鳥の首みたいに細いんだよ。
体は犬と猫を足して2で割った感じ、尾はフサフサ。
とにかく全てがおかしいのさ。
猫はどっか行っちまったけど、そいつは俺の方をじっと見てて、ちょっとの間ウロウロしてたけど生け垣の中に消えちまったよ」
プラター氏はこの謎の動物をクリーチャー・フロム・カリッジ (Creature from Curridge「カリッジからの生物」) と呼ぶことにしました。
さてこの生物は一体何だったのか?
付近の誰に聞いてもこのような生物は見たことがないといいます。
あえて言えば頭部と首の特徴からアルパカ (Vicugna pacos) かラマ (Lama glama) の子供、いずれもプラター氏のスケッチのように尾がフサフサといった感じではありませんが、アルパカのほうが幾分それに近いかもしれません。
(アルパカの親子)
問題は目撃された場所が南米ではなくイギリスであり、しかもアルパカやラマだとしてもそれが子供でなければなりません。
動物園からの脱走説は非常に低く、かといって脱走した成体のアルパカやラマが自然繁殖しているというのも考えづらいところです。
その正体としては新種の生物でない限り、ペットとして飼っていたアルパカの赤ちゃんが一時的に脱走し目撃された、ぐらいしかないでしょうか。
結局、プラター氏を含めその後この生物を目撃した人物は現れず、謎のままとなっています。
(参照サイト)
Newbury Today
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グレイハウンドの子犬じゃないかしらん?身近なワンコも知らなきゃUMAじみたみためにいますでな。
返信削除実際身近な犬とか、また鹿や羊の赤ちゃんの可能性もあるかもしれませんね。
返信削除ただフサフサの尾がねぇ。