■人間の祖先はがま口で肛門がない ~ サッコリタス・コロナリウス
人間というかすべての脊椎動物の祖先といわれるのが5億4千万年前に生息していたサッコリタス・コロナリウス (Saccorhytus coronarius) です。
大きさはわずかに1ミリ強 (1.3~1.4ミリほど)、海底の砂の中に生息していた微生物です。
肉眼ではゴマ粒ほどしかありませんが顕微鏡で眺めるととても興味深い姿をしています。
やや楕円気味の球形で果物のキウイみたいなフォルムで、からだに対して非常に口が大きいのが特徴的です。
この特化した大きな口を使って他の微小な生物を飲み込んでいたと考えられていますが、今のところ肛門が見つかっておらず、排泄物は口から排出していたと考えられています。
体には円錐形のフジツボみたいな器官 (ボディ・コーン, body cone) が8つ空いており、摂食時に飲み込んだ水はこの器官を通して排出されたと考えられています。
ただし、現時点で肛門に該当する器官が発見されていないだけで、肛門が絶対にない生物というわけではないようです。
表皮は分厚いものの柔軟だということで、ぶよぶよしていたようです。
(参照サイト)
NEW SCIENTIST
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