(original image by The Telegraph)
■ツナ缶に生息するキュートなツナ・クリーチャー (tuna creature)
「ツナ缶に生息」は冗談ですが、イギリスのプリンセズ社 (Princes) で販売するツナ缶の中から奇妙な生物が出てきました。
発見したのはこのツナ缶を購入したゾウ・バトラー (Zoe Butler) 夫人、28歳。
上ブタを外し、フォークで缶詰をかき回すと「それ」は出てきました。
(image by The Telegraph)
「フォークを落っことし、飛び跳ねながら後ずさったわ。悲鳴を上げて、ちょっとこれを見て!っておばあちゃんに叫んだわ」
小指の爪ほどもない小さな豆粒のよううな生き物。
やや楕円を帯びた球体は透き通った琥珀色をしており、体に比して非常に大きな目が2つついているのが印象的です。
写真では確認できませんが、体の裏側には「トゲトゲの尾」らしきものも確認でるといいますが、足はついていません。
もちろん完璧に死んでいます。
缶詰を開けてこれが出てきたら確かにちょっと驚きますが、その愛らしい体型とつぶらな瞳はかわいらしいです。
この生物はおそらくウオノエの幼体ではないかということ。
ウオノエの仲間は魚のエラや口の中に寄生する生物で、ダイオウグソクムシやフナムシなどで有名な等脚類の仲間です。
たまに魚の口の中で発見されて話題になるアレです。
日本で同様なことがあったら「ツナ缶に寄生虫混入!」とマスコミが騒ぎ立て、当事者に代わり謝罪会見の要求等、これでもかというほど会社を猛攻撃しますが、イギリスではこの生物を面白がるだけでそんな風潮にはならなかったようです。
製造過程の混入事故は0には出来ませんし、健康被害とは無縁の混入事故には当事者ならまだしも、そこまで騒ぐべきでないと個人的には思うんですけどね。
(参照サイト)
The Telegraph
BuzzFeed
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