■ウェストバージニアの二足歩行しかしないクマ
おまけ記事です。
二足歩行しかできないクマが存在したとしたら?
夜の森で目撃されようものならUMA (特にビッグフット) 騒ぎを引き起こす可能性もあります。
このほどモスマンの故郷、アメリカ、ウェストバージニア州に二足歩行しかしないクマが話題になっています。
二足歩行しかしないのではなく、物理的に二足歩行を余儀なくされている、というのが正確なところです。
「おそらく」生まれつき前肢がないアメリカクロクマ (アメリカグマ, Ursus americanus) と考えられており、2018年に既に母離れした状態で目撃されていたことから2014年現在、推定8歳と推測されています。
幾度か撮影されているものの、このほどトレイル・カメラに偶然映っていたことで脚光を浴びています。
ハンデがありながらも問題なく (じっさいはあるでしょうが) 生きていることから、人間が助けてあげよう、などと手を貸すべきではないのですがこのまま放置するには若干の懸念があります。
というのも、2014年にも前肢を怪我で失っていたことでこのクマのように後肢二本で歩くペダルズ (Pedals) と命名された同じくアメリカクロクマがニュージャージーで人気となりました。
ネットで人気になったことでトロフィーハンター (大物狙い) の目に留まり、2016年、敢え無く彼らの手によって殺されてしまいました。
今回のウェストバージニアのクマも有名になり過ぎたことでトロフィーハンターたちが口からよだれを垂れ流し興奮しているのは想像に難くありません。
ネットで有名になったから狙われるというのはあまりに不憫です。
なので、本来手を貸すべきではないものの、ペダルズの件もあるし人間がニュースにしてしまったことで標的になってしまう可能性があるのだから、例外的に保護区への移送を検討してもいいんじゃないかな、という気もします。
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