■手のひらサイズの象がいるらしい ~ タイ・ウォーター・エレファント
マメジカ (Tragulidae) と呼ばれる動物がいます。
日本では「手のひらに乗るほと小さな鹿」として「手乗り鹿」とか呼ばれたりしていた時期もあります。
一概にマメジカといっても大小さまざまですが中でもジャワマメジカ (Tragulus javanicus) は現生偶蹄目の最小種、その名の通りジャワ島に棲息しています。
体長は45センチ、体高30センチ、体重は2キロ、言われるほど手のひらサイズではなく、手に乗せるにはかなり熟練したテクニックを必要としそうですが、小さいことは確かです。
ちなみに、マメジカの仲間は決して鹿の小型種ではなくマメジカ科という鹿とは別な生物です。
さてシカを手のひらに乗せるのはギリ可能かどうかといったところですが、余裕で手のひらに乗せられる象がいるといいます、タイ・ウォーター・エレファント (Thai water elephant/Thailand water elephant) ことチャン・ナム (Chang Nam) です。
英語名のタイ・ウォーター・エレファントからも想像できる通り、水棲の象でタイの森林の小川に棲息しています。
大きさはまさに手のひらサイズ、ネズミ大しかありません。
是非見てみたい、ペットにしたいと思う人続出でしょうがそれは叶わぬ夢となるでしょう。
大きさもスーパーナチュラルながら、能力はさらにスーパーナチュラルであり、チャン・ナムの本体、もしくは影を見ただけで即死、はたとえチャン・ナムの姿を見ずとも、自分の影をチャン・ナムの牙で突かれると死亡するという最凶の生物だからです。
(チャン・ナムの本物のミイラ (らしい、、、))
(レントゲン写真で骨格も確認できると、、、)
もうこれだけの能力もっていたら他に何も必要なさそうですが、それだけでは飽き足らず、さらに猛毒を有しているらしいのです。
体が小さいので狙われないよう、あの手この手で進化し、そんな化け物みたいになってしまったのでしょう。
とにかく見ただけで死んでしまうなら、どうやってチャン・ナムの存在・特徴を知ったんだ?と疑問に思うことでしょう。
しかし彼らのスーパーナチュラルな能力は生きている間限定、死ぬとその効力は失われるようです。
彼らは死ぬとなぜかミイラ化するといわれ、チャン・ナムの実在を証明するキーホルダーのようになったミイラも存在します。
そのミイラは決してフェイクではないとX線によるレントゲン写真でも骨格が確認できると主張。
なお、それとは別物ですが「チャン・ナムのミイラ」なるものがタイのお土産屋さんではふつうに売られているとか、、、
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