■アイルランド版ネッシー ~ リーンモンスター (レインモンスター)
今回はリーン湖の怪物 (Lough Leane monster) こと、リーン・モンスター (Leane monster) です。
マックロス湖の怪物 (マッキー) の記事を書いていてリーン・モンスターがまだ未紹介ということに気付きました。
まあ「日本では」有名どころなので逆にあまり興味ないかな?(笑)
マックロス湖の怪物でも触れましたが、キラーニー湖はリーン湖 (Lough Leane)、マックロス湖 (Muckross Lake)、アッパー湖 (Upper Lake) の3つの湖で構成されており、リーン湖はキラーニー湖の構成湖のひとつです。
アイルランドには大小12,000以上の湖が存在し、その中でも12番目というトップ中のトップクラスの大きさを誇ります。
ま、さっきから「リーン湖、リーン湖」と書いてますが、実際のところ現在日本では「レイン湖」と表記されており、それに伴い「レイン・モンスター」と呼ぶのが本来正しいかと思われますが、日本のUMA本ではリーン・モンスターで浸透しており今更感もあるので本記事でもリーン・モンスターで統一しますね。
で、リーン・モンスターでもレイン・モンスターでも、んなことさほど気にならなくなってしまう事実があります。
さきほどリーン・モンスターは「日本では」有名と断りましたが、海外ではリーン・モンスターの情報はほぼ皆無といっていいほど少ないのです。
日本のUMA本ではそれこそ名前だけではなくその目撃した状況等も詳しく記載されているのに海外ではさっぱりなんですね。
1981年8月に撮影されたというリーン・モンスターの写真というものも存在し、撮影者は写真家のパット・ケリー (スペルは "Pat Kelly" かな?) 氏とまであります。
(撮影に成功したというリーン・モンスターの写真)
その写真を見る限り、背中に二つのコブを持ち長い首を有する、クラシックな典型的ネッシー系 (首長竜 + 竜脚類) 水棲UMAのようです。
日本のUMA本「驚異の未知動物学コレクション」によれば、
「全長:6~10メートル、首の長さ:1.5~2.5メートル、首長竜に酷似。
『リーン・モンスター』と名づけられ、世界中で論議の的となった。
動物学者で未確認動物学研究の第一人者ロイ・マッカル博士も、2度、現地入りして緻密な調査を行ったが、結局正体を判別するには至らなかった。
ただ、人口の割に目撃情報が多く寄せられたこと、また付近の湖でも奇妙な動物が目撃されていることから、同地域は古来から未確認生物が棲息しやすいエリアなのでは、という推測がたてられた」
うーん、ロイ・マッカル博士の名も出ているし、日本のUMA本の創作ではないと思うのですがソースが見当たりません。
ま、リーン湖にはいわゆる水馬 (水魔) と呼ばれるペイステ (ペイスト) やケルピーのような生物の伝承はあるため、それらの発展型かもしれませんね。
情報が見つかったら加筆しますね。
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更新お疲れ様です。
返信削除この写真、鼻を持ち上げた象のシルエットの一部を湖の写真に合成した説があった気が…
象の目にあたる部分には不自然な白い点があるようにも見えます。